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サムスン電子スマートフォン「傾倒」さらに大きく

第1四半期の営業利益8兆5千億のうち76%占める...半導体部門も善戦 

  • サムスン電子スマートフォン「傾倒」さらに大きく
サムスン電子は29日、売上額53兆6753億ウォン・営業利益8兆4887億ウォンというこの第1四半期の実績を発表した。このうちIM(IT・モバイル)部門は売上32兆4400億ウォン・営業利益6兆4300億ウォンで、全体売上の60%と営業利益の75.7%を占めた。

サムスン電子のイ・ミョンジン専務は実績発表直後に開かれたカンファレンスコールで、「第1四半期の携帯電話販売量は1億1100万台、このうちスマートフォンの割合が70%台後半を占める」とし、「第2四半期にはスマートフォンの割合が80%台にのぼるだろう」と見通した。1億1100万台の80%は8800万台を越える。サムスン電子はまた、第1四半期にタブレットPC1300万台を販売したと明らかにした。

これにより、第2四半期には携帯電話の平均販売単価が第1四半期の210ドル台からさらに高くなると予想され、サムスン電子のスマートフォン「傾倒」現象は、さらに加速化するものと見られる。

サムスン電子のキム・ヒョンジュン無線事業部専務は、「今月初めにリリースしたギャラクシーS5が、価格は以前のモデルと類似しているが、販売実績はこれを越えるだろう」と展望した。

キム専務は、「今年、中国のLTEフォン市場の需要が1億台規模の展望だ。良い事業の機会になるだろうし、全体のスマートフォン市場シェアより良い成果を出すだろう」と明らかにした。

スマートフォンとともにサムスン電子の実績を率いた製品はメモリ半導体だ。

ディスプレイを除外した純粋半導体部門は、季節的な影響により第1四半期の売上が9兆3900億ウォンへ、昨年第4四半期の10兆4400億ウォンより減ったが、営業利益は1兆9500億ウォンに増加した。

生産効率化による原価節減と、高付加価値製品の割合が増えたからだ。

サムスン電子の関係者は、「Dラム・メモリは、サーバーとグラフィック中心の需要強勢に対応しつつ、20ナノメートル台のプロセス転換を通じて集積性が向上した」と説明した。この関係者はまた、「NAND型フラッシュは市場価格が下落したが、高付加価値SSD(ソリッドステート・ドライブ)の販売量が増え、収益性を維持した」と付け加えた。

非メモリ半導体のシステムLSIは、モバイルアプリケーションプロセッサ(AP)の季節的な需要減少の影響により、前分期より実績が悪化した。

サムスン電子は14ナノメートルプロセスが今年の末に量産を始め、来年上半期から実績に肯定的に反映されると展望した。

CE(消費者家電)部門は季節的な閑散期の影響により、第1四半期は営業利益1900億ウォンを出すにとどまった。売上は11兆3200億ウォンだった。昨年の第4四半期より売上と営業利益すべて減少した。第1四半期に新製品の出荷が集中し、マーケティング費用の支出が増えたことも実績悪化に影響を及ぼした。

サムスン電子の関係者は、「カーブドUHD TVなど、高級製品の販売が増えている」とし、「シェフコレクション冷蔵庫など、高級モデルの新販売が増え、繁忙期のエアコン需要が増えれば第2四半期には実績が改善されるだろう」と語った。

ディスプレイ部門の需要減少とLCDの価格下落により、第1四半期に800億ウォンの赤字を出した。

第2四半期にはLCDの販売価格が上昇の勢いに入り、GALAXY S5とカーブドUHD TVの販売が増えて、収益性を回復させるものと期待している。

サムスン電子の今後の実績と関連し、ウリ投資証券のパク・ヨンジュ研究員は、「第2四半期の営業利益が9兆ウォン序盤台に回復するものと予想する」とし、「今後、GALAXY S5の販売と赤字を出したディスプレイ部門の実績が改善するかどうかに注目しなければならない」と語った。
  • 毎日経済_イ・ジンミョン記者/カン・ボンジン記者 | (C) mk.co.kr
  • 入力 2014-04-29 17:16:50