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サムスン電子の「カルチャー革新宣布式」…画期的な意識改善が鍵

サムスン、決定的瞬間ごとに「革新」…今回も勝負通じるか 

  • サムスン電子の「カルチャー革新宣布式」…画期的な意識改善が鍵
  • < サムスン経営革新歴代事例 >

来る5月は、李健煕(イ・ゴニ)サムスン電子会長が自宅で急性心筋梗塞で倒れてから2年になる。これまでの2年間、サムスンは急激な変化を経験してきた。防衛産業と化学分野の関連会社はハンファグループにわたし、サムスン物産と第一毛織、エバーランドなどがひとつになって統合サムスン物産が誕生した。第一企画は売却作業が進行中であり、金融系列会社の一部売却ニュースも絶えず提起されている。さらに、瑞草(ソチョ)を守っていたサムスン電子は本社の水源にすべて下り、太平路に位置した各金融系列会社がサムスン瑞草タウンの新しい所有者になった。

サムスンのハードウェアの変化を主導した李在鎔(イ・ジェヨン)サムスン電子副会長は、いまやソフトウェアの変化を起こそうとしている。 24日、サムスン電子の「カルチャー革新宣布式」がその始まりだ。

イ・ゴニ会長が1993年に新経営宣言を通じて「ニューサムスン」を造ったならば、息子のイ・ジェヨン副会長は「スタートアップサムスン」を旗印に掲げた。実用主義を強調するイ・ジェヨン副会長の経営哲学が込められたものだ。

この日のサムスン電子の「カルチャー革新宣布式」は、来る6月の人事制度の変化を通じて具体的な実践方案を出すことになる。職級に関係なくお互いの名前を呼びあい、その分野の専門家がチーム長を務めるシリコンバレー企業の仕事文化がサムスンにも適用されることになる。

サムスングループは危機のたびに、革新的な方法で組織を変化させてきた。 1993年に会長の「新経営宣言」、2005年の「ミラノデザイン宣言」などが代表的だ。

イ・ゴニ会長は1987年の就任以来、挑戦的な話題を提示して、サムスンの組織文化をさっと変えた。業界関係者は、「従業員の意識の画期的な改善がなければ、今回の試みはたんなるシリコンバレーの企業をまねるにとどまるだろう」とし、「徹底した制度的な裏付けがあればこそ実行可能になるだろう」と語った。
  • 毎日経済_イ・ギチャン記者 | (C) mk.co.kr
  • 入力 2016-03-24 19:48:41




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