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バイオ医薬品受託製造メーカーのサムスンバイオロジクス、第2工場生産開始

サムスンバイオロジクス、第2工場本格稼動 

バイオ医薬品受託製造(CMO)メーカーのサムスンバイオロジクス(Samsung BioLogics)は、第2工場の稼動を開始した。生産を注文した企業のバイオ医薬品に対して、米国食品医薬品局(FDA)の承認が降りる前に在庫を蓄積する段階に突入した。サムスンバイオロジクスは25日、今月から第2工場で商業製品を生産し始めたと明らかにした。今回生産される製品は、FDAの承認を受ければすぐに納品されて売上げに直結する予定だ。

サムスン・バイオロジクスの2014年の売上げは1053億ウォンに過ぎなかったが、今回の工場稼動で本格的な売上げが発生するものと見られる。

サムスンバイオロジクス第2工場は昨年2月に竣工し、約1年間のバリデーションプロセスを最近に終えた。工場建設を開始した後、最初の生産までに所要した期間はわずか29ヶ月で、業界平均はもちろん、第1工場の建設よりも短い。

サムスンバイオロジクス第1工場(3万リットル)は現在、世界的な製薬会社であるBMS(Bristol-Myers Squibb/ブリストルマイヤー)やロシュ(Roche)などの製品を生産している。第2工場の生産能力は15万リットル規模だ。単一工場としては世界最大規模の第3工場は、2018年末の稼働を目標に工事が進められている。

サムスンバイオロジクスの関係者は、「内部的には年内上場を計画して準備中だが、正確な上場時期は未定」だと明らかにした。
  • 毎日経済_イ・ドンイ記者 | (C) mk.co.kr
  • 入力 2016-03-25 15:53:59




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