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加工食品が新鮮食品よりもさらに売れる

凍結乾燥果物·乾燥水産物 

  • 加工食品が新鮮食品よりもさらに売れる
食習慣が簡素化され、不況の余波が続き、新鮮食品より安くて調理することも容易な加工食品が食卓の食べ物の大勢として浮上している。徐々に便利な食べ物を探す需要に合わせて果物を凍結乾燥したり、乾燥水産物を固めて天然調味料として出すなど、新鮮食品を加工した異色製品が溢れ出る傾向だ。

11日、業界によると、ロッテマートの売り上げの中で新鮮食品が占める比重は10年前の26.3%から今年24.5%に減った反面、加工食品は24.4%から26.6%に増加した。 2000年代までしても、新鮮食品の比重が全食品の中で最も高かったが、今はその座を加工食品に渡したのだ。大型マートの主力製品は野菜や果物などの新鮮食品で知られていることを勘案すれば異例的な結果だ。

これはオンラインモールも同じだ。今年オークションで、全体売り上げのうち食品が占める比重は10%水準だが、この中には新鮮食品(5%)と加工食品(5%)が同じ規模に含まれている。2006年、加工食品比重(1%)は新鮮食品の半分だったが、10年もならない間に5倍に増えたわけだ。

加工食品人気は現場でも感知される。ロッテマートで今年に入ってリンゴやイチゴなどの果物を急速冷凍してスナック形態で作った果物スナックは、昨年より売り上げが48.6%跳ね上がった。乾バナナと乾ブドウ・乾スモモなど、乾果物も同じ期間23.4%さらに売れた。

新鮮食品と加工食品の境界が曖昧な製品も注目されている。

栗を蒸して食べやすいように包装した甘栗に続き、最近ではふかしたサツマイモを乾かして加工した朝食代用おやつも出て、Eマートで今年に入って販売が10%以上増えた。

魚肉で作った干物スナック・ソリテ(黒い豆)・薬豆などホール穀物を炒めて出した穀物菓子・イワシ・海老・昆布など、天然水産材料を挽いて作った天然調味料も既存の新鮮食品の「代替品」として需要が続いている。

これらの加工食品は、同じ分量の新鮮食品より相対的に安い場合が多い。大部分の輸入の冷凍果物の場合、果物より冷凍状態で輸入する時に適用される関税が13%ポイントさらに安く、販売価格もそれだけ低いからだ。加工技術発達のおかげで栄養素も天然製品とほとんど類似した水準だ。
  • 毎日経済_キム・テソン記者 | (C) mk.co.kr
  • 入力 2014-05-11 17:01:02




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