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JYPエンタ、TWICE他所属アーティストの活動で株価上昇


  • JYPエンタ、TWICE他所属アーティストの活動で株価上昇
JYPエンターテイメント(以下、JYP)株価が強さを見せた。

先月31日、JYPは前日よりも6.54%高い5050ウォンで取引され、1日には0.79%高い5090ウォンで取引が終了した。JYP株価が終値基準で5000ウォンを超えたのは昨年8月5日(終値5030ウォン)以降、約8ヶ月ぶりだ。

これは所属アーティストの活動が旺盛になり、利益が急増するという証券会社の分析が株価に影響を与えたものと見られる。

イ・ギフンハナ金融投資研究員は「ガールズグループTWICEが4月にシングルを発表する」とし「今年、最低でも2~3のシングルを発売するものと見られる」と説明した。

続けて「昨年のデビュー以降、約7万枚のアルバムを販売した。これは約6万枚を販売した少女時代の1集を上回る結果」だとし「憂慮されていたツウィ事態はグループの認知度に返って肯定的に作用した」と話した。

またイ研究員は「アイドルグループ2PMは来月に日本でアルバムを発売した後にアリーナツアーコンサートを進行する。下半期にはグループGOT7が中国、日本、タイ、米国などで海外ツアーコンサートを行う」と付け加えた。

この他にも中国事業に対する成長性を高く評価した。彼は「中国事業の場合、デジタルプラットフォーム1位業者であるCMCと5年間で約50億ウォンの音源流通契約を締結した。早ければ上半期中に合作法人を設立してアーティストの育成、多様な部門でシナジーが期待される」と肯定的に見通した。

一方、TWICEは昨年5月にMnet芸能プログラム『SIXTEEN』を経て誕生したガールズグループだ。当時サバイバルに参加した練習生16人から大衆性と実力を兼ね備えた9人がTWICEのメンバーとして最終選抜された。

彼女たちはデビュー前から大衆の前で過酷な競争を行い、この他にもJYPがmiss A以降5年ぶりにデビューさせる新ガールズグループという点から大衆の関心を一身に集めた。ベールを脱いだTWICEは明るく爽やかな魅力で人気を得た。

しかし、「好事多魔」という言葉のようにメンバーのツウィがMBC芸能プログラム『マイリトルテレビジョン』撮影の際に制作陣が渡した台湾国旗を振って苦労することとなった。この姿は本放送では流れず、インターネットでのみ公開されたが、台湾歌手のファンアンがSNSを通じてツウィの行動を政治的な問題があるとして話題となった。ファンアンのSNSが台湾総統選挙と重なり、中国の反発はますます大きくなった。挙句の果てには中国市場を狙ってTWICEを作ったJYPの株価は下落したりもした。

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時間が経過した現在、ツウィ事態はむしろTWICEの認知度向上に前向きな役割をしたという評が聞こえる。ツウィにより停滞したJYPが再びTWICEによって上昇する構えを見せた。戦列を整えたJYPが今後も上昇の勢いを続けるのか注目される。
  • MBNスター キム・ユナ記者 / 写真=MBNスターDB | (C) mk.co.kr
  • 入力 2016-04-04 14:37:32




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