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サムスン電子、フィットネス機能搭載のイヤホン「Gear IconX」をNYで公開

ニューヨークでデビューしたサムスン「Gear Fit2」 

  • サムスン電子、フィットネス機能搭載のイヤホン「Gear IconX」をNYで公開
  • < Gear Fit2(左)、Gear IconX(右)>

2日(現地時間)夜、米ニューヨーク市マンハッタンのサムスンマーケティングセンター前の大通り。警察が道路の両側の交通を統制した中で、人気の女性歌手グウェン・ステファニーが舞台に上がるやいなや、円形の舞台を取り囲んだニューヨーカーたちが一斉に歓声をあげた。

ステファニーはこの日、左手にサムスン電子が初めて披露したフィットネス用ウェアラブル機器「Gear Fit2(ギアフィット2)」を身に着けていた。彼女が人気曲を熱唱するやいなや、観衆はいっせいに体と腕を振って雰囲気を熱くした。興味深いことは、一部の観客も腕にGear Fitを着用していたという点だ。サムスン電子が新製品を破格で提供し、ユーザーエクスペリエンスを勧誘したわけだ。

この日、サムスンの新製品発表イベントには2700人を超えるニューヨーカーが集まり、「Gear Fit2」と「Gear IconX (ギアアイコンエックス)」を直接体験した。 「Gear Fit2」は以前のモデルとは異なり、位置情報追跡システム(GPS)が搭載された。 1.5インチのSuper AMOLED曲面ディスプレイで運動距離と心拍数、運動時間などを確認することができる。ギャラクシースマートフォンの「S Health(Sヘルス)」アプリと連動して、運動状態を分析することができる。

「Gear IconX」は音楽を鑑賞しながらフィットネス情報を記録することができるBluetooth方式のイヤホンで、補聴器に似ている。耳にすっぽり入るモデルで左右を結ぶラインがなく、活動性を極大化した。小さなどんぐりほどの大きさのイヤフォンだが、4GBの容量で音楽を1000曲まで保存することができる。

この日、会場を訪れたダニエル・マティーニ氏(35)は、「ふだんから望んでいた機能のイヤホンに接することになって非常に興奮している」とし、「すぐにこの製品を耳にさして川沿いを走りたい」と語った。

「Gear Fit2」は距離・速度・心拍数・カロリー消費量などを自動的に測定することができ、「Voice Guide(ボイスガイド)」機能を通じて音声フィードバックを得ることができる。 10日から北米と欧州などの主要国で179ドル(約21万2000ウォン)で販売されており、「Gear IconX」は今年の第3四半期に199ドル(約23万6000ウォン)で発売される予定だ。
  • 毎日経済_ニューヨーク=ファン・イニョク特派員/ソウル=ソン・ソンフン記者 | (C) mk.co.kr
  • 入力 2016-06-04 10:05:05




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