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数字経済 > 統計 > サムスン、NAND型フラッシュメモリの生産量で初の世界1位
サムスン電子がNAND型フラッシュメモリ半導体のライバルである日本の東芝を量的・質的にすべて抜いて、この分野の絶対強者になった。
18日、市場調査会社であるIHSによると、昨年の第4四半期のサムスン電子はNAND型フラッシュメモリの供給量が32億4200万ユニットで、30億5600万ユニットの東芝を上回った。
収益ではサムスン電子が87億ドル、東芝は75億1100万ドルで、サムスン電子が11億ドル以上うわまわった。サムスン電子が供給量で東芝を抜くのは今回が初めてだ。単位当たりの収益は、サムスン電子の製品が2.68ドル、東芝は2.45ドルで、収益性の面でもサムスン電子が優位性を維持した。
東芝は最近、NAND型フラッシュメモリの生産を増やすために、大規模な投資に乗り出すと伝えられたが、サムスン電子も今月初め、NAND型フラッシュメモリ専用工場である中国の西安工場竣工式を行って本格量産に入ったので、供給量の格差は当分の間、さらに広がることが期待される。