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サムスン電子のギャラクシーS7、第2四半期に1500万台…堅調な売れ行き


  • サムスン電子のギャラクシーS7、第2四半期に1500万台…堅調な売れ行き
  • < サムスン電子無線事業部の営業利益 >

サムスン電子のプレミアムスマートフォン「ギャラクシーS7」が底力を発揮して、今年の第2四半期もサプライズ実績を予告している。 9日、電子業界と証券業界によると今年の第2四半期の世界市場では、ギャラクシーS7とギャラクシーS7エッジの販売量は1500万台を上回ると予想された。去る3月11日にデビューして、わずか20日間で1000万台に達する売上げを記録した2つの製品が、第2四半期に入っても堅調な販売の流れを継続しているという分析だ。

大信証券は、4月から6月までの販売台数は1450万~1500万台を記録して、今年の上半期だけでギャラクシーS7とギャラクシーS7エッジは合計2400万~2500万台売れると推定した。スマートフォンの総販売台数は、第2四半期に8000万台を記録して第1四半期よりも1.1%の増加にとどまるだろうが、収益性はむしろ良くなるという分析だ。高価格のプレミアム製品の販売比率は高まり、第1四半期とは異なりマーケティング費用などコスト面での負担が減ることも理由だ。

特にギャラクシーS7よりも10%以上価格が高いギャラクシーS7エッジの販売が好調を見せつつ、利益率を引き上げている。ギャラクシーS7エッジの販売比率は50%を越えて、ギャラクシーS7を上回るほどだ。それほどに高価なスマホの販売比率が高くなったというわけだ。

サムスン電子全体のスマートフォンの平均販売単価を見ると、今年の第1四半期の217ドル水準から第2四半期には228ドルに高まる見通しだ。

大信証券は、今年の第2四半期の無線事業部の営業利益は4兆ウォンを突破すると予想した。第1四半期の3兆8920億ウォンよりも増えたものだ。当初、ほとんどの証券会社はギャラクシーS7の販売は減少傾向が目立ち、営業利益は第1四半期よりも減少するだろうとした。

サムスン電子の関係者は、「新製品が発売された初期に大量の販売記録を立てた後は、発売効果が弱化して販売量が急速に減少するのがふつうだが、ギャラクシーS7は違う」とし、「前作のギャラクシーS6と比較して、販売の鈍化速度が著しく遅くなったことは事実だ」と説明した。

サムスン電子は実績に対する期待感が高まり、株式市場も連日で新高価の記録を塗り替えた。

この日、サムスン電子は前日よりも1.71%上がった143万ウォンで取引を終えて、52週の新高価記録を立てた。時価総額も204兆ウォンを記録し、200兆ウォンを突破した。
  • 毎日経済_ソン・ソンフン記者 | (C) mk.co.kr
  • 入力 2016-06-09 20:03:48




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