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サムスン電子の第2四半期「びっくり実績」 …売上げ50兆

営業利益17%増の8兆1000億 

サムスン電子は第2四半期も「びっくり好実績(アーニングサプライズ)」を収めて、2年ぶりに四半期の営業利益8兆ウォン台を回復した。

サムスン電子は7日の公示を通じて、今年の第2四半期は連結基準で売上げ50兆ウォンと営業利益8兆1000億ウォンと暫定集計されたと明らかにした。営業利益は前年同期(6兆9000億ウォン)よりも17.4%、前四半期(6兆6800億ウォン)よりも21.3%増加した。

これまで市場が推定した第2四半期の平均営業利益7兆3800億ウォンを大きく上回った。サムスン電子の四半期の営業利益が8兆ウォン台にのぼったのは、2014年の第1四半期(8兆4900億ウォン)以来で9四半期ぶりだ。

事業部門別の具体的な実績は公開されなかったが、市場では携帯電話を担当するIM(IT・モバイル)部門で4兆4000億ウォンを収め、営業利益全体の半分以上を占めると推定した。半導体は2兆5000億ウォンで、生活家電などを担当するCE(家電)部門は1兆ウォン、ディスプレイは2000億ウォンほどの営業利益をそれぞれ出したと見ている。

IM部門で営業利益4兆ウォン台を回復したのは、2014年の第2四半期以降で2年ぶりだ。新製品の「ギャラクシーS7」シリーズが第2四半期のみで1600万台売れて実績を上げた。 CE部門もほぼ7年ぶりで、四半期の営業利益が1兆ウォンを超えたことが推定された。

発光ダイオード(LED)テレビが全世界で爆発的に売れた2009年の第2四半期(1兆1600億ウォン)が史上初の営業利益1兆ウォン突破であり、史上最大の実績だった。 CE部門の内部では、内心は今回が過去最大の実績を書き換えることを期待している雰囲気だ。

第1四半期に液晶表示装置(LCD)の工程切り替えの失敗と価格の下落によって8四半期ぶりに赤字を記録したサムスンディスプレイは、スマートフォン用の有機発光ダイオード(OLED)ディスプレイの販売好調で再び黒字企業に転じた。この日の株式市場で、サムスン電子は前日比で2万9000ウォン(2.04%)上がった145万ウォンで取引を終えた。
  • 毎日経済_ソン・ソンフン記者/イ・スンフン記者 | (C) mk.co.kr
  • 入力 2016-07-07 17:50:15




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