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凍らせて食べるヨーグルト...今年の市場規模600億ウォン

暑さで凍らせて食べるヨーグルトがよく売れる 

例年より早く訪れた暑さにより「凍らせて食べるヨーグルト」市場が最近、熱く熱している。凍らせて食べるヨーグルト市場が、今年600億ウォン規模に成長するものと予想され、関連業界は新製品の発売に熱を上げている。

25日、韓国ヤクルトによると、今月1~23日の「凍らせて食べるセブン」製品の一日平均販売量が7万6000個であることが分かった。該当製品は3月に一日平均7800個、4月に2万1000個が販売され、4月と5月の売上がそれぞれ前月より169%・262%増えた。5月ひと月の販売量は、金額に換算すると27億ウォンに達する。

業界関係者は、「最近、天候が暑くなりながら例年より早く子どもたちが氷菓子類を多く求めている」とし、「両親が子どもの健康を考え、アイスクリームのかわりにヨーグルト製品をめっきり多く求めている」と伝えた。

韓国ヤクルトは昨年5月に発売した「凍らせて食べるセブン」がその年の売上200億ウォンの成果を見せると、去る12日「ハニーマンゴー」味を追加し、市場攻略に乗り出した。この会社は、近づく6~7月夏の繁忙期をがっつり期待している。昨年7月の一日平均販売量を15万個まで記録しただけに、今年7月には20万個まで引き上げるという目標を立てた。これにより、年間売上額目標も300億ウォンに高めた。

ピングレも先月17日、「凍らせて食べるヨープレ」を発売した。子どもを対象につくられた製品らしく、アニメーション「アナと雪の女王」を活用したデザインで市場攻略に乗り出した。ピングレ関係者は、「これまでに"ヨープレキッズ"という絞って食べるヨーグルトを凍らせて食べる事例が多かったが、最近になって凍らせて食べるヨーグルトの反応が良く、新製品を発売するようになった」と語った。凍らせて食べるヨープレを発売後、ひと月後に6億ウォン以上の売上を上げ、一部大型マートなど小売店では物量不足現象が生じたりもした。

ソウル牛乳も先月10日、凍らせて食べるヨーグルトの「チャヨチャヨ・スムージー」を発売した。これまでのスティックタイプの絞って食べるヨーグルトであるチャヨチャヨを、凍らせて食べられる包装に変えた製品だ。

これまで乳業界でない飲料ブランドでも競争的に凍らせて食べるヨーグルトを出している。プルムウォンの生果物飲料ブランド「アイムリアル」は去る19日、「アイムリアルスムージー・キッズ」を新しく出した。アイムリアルは果物を砕いてつくった飲料にヨーグルトを添加した形態だ。しかし一角では、ヨーグルトを凍らせた製品に対し、アイスクリームだと誤解する事例がまれに発生するかもしれないと心配する声を出している。

業界関係者は、「凍らせて食べるヨーグルトは基本的にヨーグルトであり、アイスクリームではないだけにアイスクリームのように流通期限が長いとみなすと困る」とし、「消費者はこのような製品であるほど流通期限をさらによく問い詰めて購入しなければならない」と指摘した。
  • 毎日経済_チョ・ソンホ記者 | (C) mk.co.kr
  • 入力 2014-05-25 17:11:00




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