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韓江「菜食主義者」、ドイツでも好評価


  • 韓江「菜食主義者」、ドイツでも好評価
ドーバー海峡を渡ってロンドンでマン・ブッカー国際賞を受賞した韓江(ハン・ガン / 46 / 写真)の連作小説『菜食主義者』が、今度はドイツ評論家の好評を受けた。

韓国文学翻訳院は24日、韓江の『菜食主義者』がドイツの書店街に登場するやいなや熱い反応を得たと伝えた。ドイツ語翻訳家イ・ギヒャン氏が翻訳してドイツ・ベルリン所在のアウフバウ(Aufbau)出版社が8月中旬に出版した『菜食主義者』は、まずドイツ代表週刊誌『シュピーゲル(Spiegel)』の絶賛を受けた。シュピーゲルは15日誌の書評で「カフカの『変身』を思い出させる。社会が人間を正常的な生活と呼ばれる範疇に合わせ入れる時に生じる暴力に対する比喩だ」と書いた。

主要日刊紙『フランクフルター・アルゲマイネ・ツァイトゥング』は去る17日、「今年最高の文学的発見」と評した、他の日刊紙『フランクフルター・ランドシャウ』は、「『菜食主義者』は、それ自体で1つの事件だ」と称賛した。

また、ラジオ放送『ドイチュラントラジオ(Deutschland Radio Kultur)』は、「植物的抵抗と転覆的感性に満ちたこの作品は、自己認識の義務と自身の固有する意味を守る権利を擁護し、夢を見ながら反抗する勇気を吹き入れてくれている」と評した。北ドイツ放送(NDR)は、「本当に久しぶりに会う、執拗に心を暴く小説だ」と紹介した。
  • 毎日経済 キム・ユテ記者 | (C) mk.co.kr
  • 入力 2016-08-24 20:42:18




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