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関税庁、輸出企業が繰り返し輸入する原材料の通関審査を省略

輸出企業の支援を最優先課題に 

輸出企業が繰り返して輸入する原材料の通関審査が省略される。また、輸出申告を全面的に電子書類で行えるようになる。 1日、関税庁は政府大田庁舎で「2016年第2回全国税関長会議」を開き、このような内容を盛り込んだ輸出支援総合対策を発表した。

チョン・ホンウク関税庁長は、「困難な輸出条件を克服できるように、輸出企業の支援を関税行政の最優先課題として設定したい」と述べた。

特に関税庁は、輸出企業が同じ供給者から繰り返し輸入する原材料については事前登録を前提に、通関審査を省略することにした。輸出企業が同一企業から月100件以上繰り返して輸入する回数は、年間で総130万件のレベルだ。また、誠実貿易企業(AEO/Authorized Economic Operator)の認証を受けた企業には、添付書類を輸出申告後も提出できるようにする方針だ。

これらとあわせて、情報技術(IT)やバイオ分野の輸出品の製造過程に不可欠な輸入品であれば、結合したり消耗しなくても、輸出産業のための保税工場の原材料として認めることにした。また、企業の研究所で使用される試験機器や研究用材料の物品なども、保税工場の搬入対象に含んだ。

このほか関税庁は、正式な輸出通関手続きを経た物品に対しては、関税庁がQRコード形式の認証マークを貼付する方式で、「逆直購輸出通関認証制」を拡大実施することにした。中国など海外で人気の高い国産製品の模造品である「バッタもん」が横行することを遮断するという腹案だ。
  • 毎日経済_イ・サンドク記者 | (C) mk.co.kr
  • 入力 2016-09-01 17:42:38




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