脱韓国、高賃金・頻繁なストライキに魅力失う韓国…現代自グローバル工場生産性比較

中国に自動車工場奪われる 

12日、韓国GMでは警報が鳴った。数百件の通常賃金訴訟結果を左右する大法院全員合議体の判決が18日に下されるという事実が伝えられたからだ。

最近、韓国GMと米国GM本社間で最も頻繁に行われている情報交換は通常賃金の関連事項だ。韓国の通常賃金の状況は司法府の判決進行状況から些細なマスコミ報道まで、すべて翻訳されてGM本社にリアルタイムで伝達されている。

高い人件費と増える規制、多国籍企業の中国生産基地拡大戦略がかみ合って、韓国市場の投資魅力が急減していると現われた。韓国GMのクンサン(群山)工場に続いてルノーサムスンの釜山工場も生産物量縮小が予想され、多国籍自動車企業の「脱韓国ラッシュ」が早まるのではないかと言う憂慮の混じった展望も出る。

韓国は外為危機以後に大々的に外資誘致政策を繰り広げ、中国市場と隣接しているという長所のために、アジアでは投資魅力の比較的大きな国の中の一つとして指折りだった。

しかし参与政府が出帆して以後、増え始めた各種規制と外国資本に対する敵対的な社会雰囲気、ますます高くなる生産費用がかみ合って、最近10年のあいだに投資ハブとしての位相を急速に失ったという分析が提起されている。

このような趨勢は多国籍企業が中国現地に生産工場を拡大する趨勢とかみ合って、より速度を加えている。

仏ルノーグループの場合、湖北省ウーハン市に中国市場初の工場を建て、2016年から年間15万台の自動車を生産する計画だ。自動車業界は「中国工場が完工すれば、あえて韓国で高い費用をかけて自動車を作り輸出するのではなく、現地で直接生産する戦略を選択するだろう」と予想している。フォルクスワーゲン、トヨタ、GMなどの多国籍自動車企業も中国現地の工場拡大を最高戦略課題の中の一つとして設定し、大々的な投資を準備中だ。ヒュンダイ自も早ければ来年上半期中の第4工場竣工を検討中だ。

合作法人の設立に対する気難しい中国本土の規制が相当部分緩和された反面で、韓国は製造生産基地としての位相と長所が大きく減り、外国製造業社の脱韓国ラッシュがさらに速くなると憂慮される。

先立って韓国GMもヨーロッパ市場に輸出して来たシボレー車種を現地から撤収すると明らかにし、この車種を主力に生産してきた全羅北道クンサン(群山)工場が操業に大きな支障をきたすことと予想される。韓国GMとルノーサムスンの場合、不振な工場稼動率を根拠に韓国の工場ラインの一部閉鎖を検討しているといううわさも説得力をともなって提起されている。

韓国GM関係者は「グローバルな生産工場を対象にした物量調節と車種配置は、徹底して収益性本位で本社が判断して決めている」と説明した。特にGMはダン・アカーソン会長が来年1月に退いてメアリー・バーラ副社長が最高経営者(CEO)職を承継する予定なので、グローバルな生産工場を対象に大々的な構造調整作業が進行されうるだろという観測が提起されている。

韓国の自動車製造市場の競争力が急速に墜落することは、外国自動車業界にだけ該当することではない。

ヒュンダイ自も今年、労組ストライキで約8700億ウォンに達する生産支障をきたしたことがあり、これによってウルサン(蔚山)工場など、国内工場の生産性が海外工場と比べてますます悪くなっていると現われた。

実際、ヒュンダイ自が運営中の8つのグローバル生産工場を比べた結果、韓国(ウルサン)工場は自動車1台を生産するための投入時間(HPV)と編成効率でそれぞれ最下位を記録したと調査された。HPV指数の場合、韓国は車1台を生産するところに平均28.4時間が投入され、米国(アラバマ生産工場・14.4時間)より2倍高く、新興国家であるブラジル(21.2時間)やトルコ(27.3時間)よりもずっと高かった。HPV指数が高いほど投入費用が高くなり、生産性が落ちるという意味だ。

自動車業界の一角では、「ヒュンダイ自が韓国で生産を続ける限り、グローバルな競争力はそれだけ墜落するしかない構造」であると指摘する。

実際、ヒュンダイ自の来年以後の国内外工場増設や投資計画は中国を含めて大部分が世界市場に集中されている。
  • 毎日経済_チェ・スファン記者/釜山=パク・トンミン記者 | (C) mk.co.kr
  • 入力 2013-12-12 17:20:12