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世界的に有名なビットコインシンドローム、少額決済に強み

韓国銀行、支払い・保存手段になるが「価値尺度」不十分 

国内最初にビットコイン取り引きを取り入れたパリバゲット加盟店のイ・ヂョンスさんは、「直接ビットコインとウォン貨の両替アプリを作った」と語る。ビットコインに関心を持っていた息子の影響で決済システムを作ったというイさんは、「国内最初の試みを行ったということに意味を置いている」と語った。

国内で唯一のビットコイン取引所を運営するコビットのユ・ヨンソク代表は、「ビットコインは手数料がないという点で国際取り引きが容易であり、10ウォン、100ウォンのような少額決済にも強みがある」とし、「国内の商取引はクレジットカード決済網がよくできていて大きく拡散していない」と説明した。ビットコインが世界的に有名になるにしたがい、わが国の通貨・発券政策を担当する韓国銀行も注目している。韓銀内部ではビットコインが貨幤として機能しにくいという結論を下したと知られている。

ビットコインは貨幤の3つの機能のうち決済手段と価値貯蔵手段はある程度満たすと評価される。ビットコインで品物を買うことができるという点で決済機能を行う。また品物を売ってビットコインを保有しても、該当の品物だけの価値があるから貯蔵手段にもなる。

ただ、問題になるのは価値尺度機能だ。最近、ビットコイン価格はひと月のあいだに2倍以上に急増したし、一日のうちでも10%以上価格が変動している。ひと月前にコーヒー1杯を1BTCに買ったなら、今は0.5BTCで可能だという話だ。このような状況では安定した貨幤機能は期待しにくいという分析だ。
  • 毎日経済_イ・スンフン記者 | (C) mk.co.kr
  • 入力 2013-12-02 17:37:46




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