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キア自動車「オールニューK7」…発売から10カ月で4万3314台販売

準大型市場を疾走 

  • キア自動車「オールニューK7」…発売から10カ月で4万3314台販売
今年の1月に発売された新型「K7(ALL NEW K7)」が販売10ヶ月めで、キア自動車のベストセラー準大型セダン「K7(第1世代)」の年間販売記録を超えた。競争モデルのなかではスタディセラーの「グレンジャー(グレンジャー)」がフルチェンジモデルの発売を控えた状況で、新型K7が市場支配力を急激に大きくし、グレンジャーの真空状態を埋めている状況だ。

キア自動車の新型K7は、今年の1月26日に発売されて準大型市場で突風を起こし、10月12日までに4万3314台を販売した。キア自動車の準大型モデルの中で、歴代最大の年間販売台数を超えたわけだ。 2010年の第1世代K7は当時、年間4万2522台が売れて準大型市場で1位を占めただけでなく、サムスン経済研究所が選定した2010年今年のヒット商品に、製造社の単一商品ブランドでは唯一「K5」とともに名前を上げた。今回の新作K7は発売後10ヶ月にも満たず、記録的な成功作だった第1世代K7の実績を超えたわけだ。

今年、新型K7の販売実績は国内車市場全体でも圧倒的な成長を見せている。

各メーカーが発表した今年1~9月の実績をみると、K7は4万1914台を販売し、昨年よりも2万7368台さらに売れた。今年の中型車市場で波乱を巻き起こした「SM6」と「SM5」の、前年同期比での売上増加分2万7084台に比べてさらに大きな上げ幅だ。特に今年1~9月の準大型車市場規模は9万8571台で、中型車市場(16万8898台)に比べて58%に過ぎない状況を考慮すると、K7の成長はさらに驚くべきだ。

新型K7は今年1~9月の準大型市場でのシェア43.1%を記録している。昨年の同じ期間の市場占有率の17.3%に比べると、2倍をはるかに超えた数字だ。

細部モデルを見ると、K7の競争力がさらに目立つ。高級セダンの象徴である大排気量市場で特に高いシェアを確保しているというわけだ。

排気量3.0リッター以上の市場で、K7 3.3モデルは市場シェアの48%で半分に近い優位性を見せている。国内初の前輪8段変速機を装着し、優れた走行性能と電動パワートランクなどの優れた利便性を導入したうえに、合理的な価格を提示したためとみられる。

キア自動車が自主的に実施した新車満足度調査では、K7 3.3モデルのオーナーは車を選択した理由を8段自動変速機(44%)、性能比で合理的な価格(24%)、競争車種に比べ高い動力性能(20%)、高級仕様の採用(12%)の順に挙げた。

K7の発売当時、キア自動車は今年の販売目標を前年比で2.5倍高い5万台と提示した。しかしすでに契約台数が5万1000台を超えた状態で、11月末か12月初めには当初に立てた挑戦的な目標を無難に超過達成するものと予想される。

クラス最高の燃費を達成したことで知られるハイブリッドモデルの出荷もそう遠くなく、追加の成長傾向も期待されている。
  • 毎日経済_チョン・ボムジュ記者 | (C) mk.co.kr
  • 入力 2016-10-14 16:26:56




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