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「集中の力」ロッテケミカルが史上最大の利益

今年の営業利益2兆ウォン越えるか…石油化学製品の価格改善の効果 

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基礎石油化学に集中しているロッテケミカルは今年、史上最大の利益を出し、収益性の面でLG化学を抜いて業界1位に上がるものと見られる。特に、原油価格の下落と製品市況の改善などに支えられ、今年の営業利益だけで2兆ウォン以上を出すだろうというバラ色の展望も出ている。

20日、実績調査機関エフエヌガイド(fnguide.com)によると、第3四半期のロッテケミカルの営業利益コンセンサス(見込み平均値)は、6496億ウォン水準だ。前四半期(6939億ウォン)に比べて低くなったが、他のメーカーの下落幅に比べては善戦した水準だ。ロッテケミカルは今年に入って、第2四半期に四半期業績としては史上最高を記録するなどと、上半期に営業利益1兆1675億ウォンを記録した。

業界関係者は、「保守的に見通して、第3四半期に5000億ウォン水準の営業利益だけを出しても、すでに昨年の年間営業利益1兆6111億ウォンを超えられるだろう」と評価した。

業界では、第4四半期まで考慮すれば、今年全体では2兆ウォンを超えられると見ている。ロッテケミカル関係者は、「現在の市況水準が維持されれば、今年に史上最大の利益を期待できるだろう」と伝えた。ただし、過度の集中がむしろ毒になる可能性があるという指摘も出ている。
  • 毎日経済 チョン・ウク記者 | (C) mk.co.kr
  • 入力 2016-10-20 17:48:39




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