韓国水不足がますます深刻に、世界水資源産業市場シェアは2%

大邱・達成郡に水資源産業クラスター造成/「200社以上を誘致...1万人の雇用を期待」 

韓国内で一人が使える水資源の量は年間1553トンで、世界平均の6分の1、日本の半分に過ぎない。設置して20年が経った老朽上水道は全体の23%に達し、飲料水の不安で国内のミネラルウォーター市場はここ10年で4倍に成長した。猫も杓子もミネラルウォーター会社を作って地下水が枯渇するなど、水不足はますます深刻になっている。

このことから、韓国政府の環境部はシンガポールの水資源産業団地のベンチマークを行い、「国家水資源産業クラスター」を2017年までに作ることにした。大邱市達城郡(タルソングン)求智面(クヂミョン)の国家産業団地内の27万平方メートル用地に3617億ウォンを投入して、生活下水の処理・下水再利用・産業排水処理・水資源管理に関連する企業や学校・研究所などを大挙誘致する計画だ。

環境部と大邱市は17日、韓国内の水不足を解決して世界的な企業を育成するという内容の、「クラスターの造成と連携した水資源産業発展の討論会」を開いた。鄭然萬(チョン・ヨンマン)環境部次官は、「国内でも‘ヴェオリア’のような世界的な水資源企業が出てくることがあり得る」とし、「大邱クラスタは国内の水資源企業が世界的競争力を確保できるように準備する空間になるだろう」と明らかにした。

フランスの「ヴェオリア」は160年の歴史を持つグローバル企業で、約22万人の従業員と年間売上294億ユーロ(約42兆ウォン)に達する世界最大の水処理企業だ。

ヴェオリアが主導権を握っているグローバル水資源産業は、21世紀のブルー・ゴールド(Blue Gold)と呼ばれて急成長している。しかし、環境部によると韓国企業の世界の水資源産業市場におけるシェアは2%に過ぎない。

これまで韓国内の水資源企業は重要な技術があってもこれを検証したり、実際に適用する大規模な実証団地がなかったし、実際に事業参加の実績がないために海外進出の難しさを経験してきた。キム・ブソプ大邱市環境緑地局長は、「斗山重工業など40余の企業・研究所・学校などと覚書(MOU)を締結した」とし、「200あまりの企業誘致を期待しているが、これらの年間の雇用効果は1万人に達するだろう」と語った。

今回の水資源産業クラスターの造成事業は、昨年末に予備妥当性調査事業で確定されたことに続いて今月の妥当性調査が終われば、来年の基本と実施設計を経て2016年に着工される予定だ。
  • 毎日経済_ムン・イロ記者 | (C) mk.co.kr
  • 入力 2014-06-17 17:32:21