トップ > 数字経済 > マーケット > 初婚夫婦の年齢差、年下男-年上女カップル16.2%

初婚夫婦の年齢差、年下男-年上女カップル16.2%

統計庁、2013年「初婚夫婦の年齢差別婚姻件数」 

昨年、夫婦の契りを結んだ初婚夫婦のうち、新婦が新郎より年齢が高いカップルは合計4万1300組であることが分かった。これは昨年の全体婚姻件数32万2800件のうち16.2%で、統計作成が始まった1981年以降最も多い数値だ。

統計庁が集計した2013年の婚姻・離婚統計によると、男性が年上の夫婦は67.6%・同い年の夫婦は16.2%の割合をみせた。女性が年上の夫婦が同い年の夫婦とほぼ類似した割合をみせたのも初めてだ。このような傾向は女性の社会的地位が高くなったうえに、出生性比の不均衡により婚姻適齢期(27~31歳)の女性人口が減ったためだと解釈される。

男性が年上の夫婦は歴代最低の割合をみせた反面、同い年や女性が年上の夫婦は年を重ねるごとに増える傾向であり、初婚夫婦は男性が年上だという韓国社会の通念も、間もなく崩れるものとみられる。地域別にはソウルの場合、初婚夫婦100組のうち15.5組が年上の女性-年下の男性カップルであることが分かり、20年前の19993年の8.9%より6.6%ポイント増加した。ソウルの同い年夫婦の割合も15.8%と20年前に比べて大きく増えた。

昨年、男性の平均初婚年齢は32.2歳・女性は29.6歳と前年度に比べ継続して年齢が高くなる傾向だ。とくに、ソウルと釜山・済州地域の女性の初婚年齢は30歳を越えた。昨年、ソウル地域の初婚夫婦の平均年齢は男性が32.6歳・女性が30.4歳だ。

一方、ソウルの場合、初婚の女性のうち30代が占める割合は47%と初めて20代(43.4%)を上回った。全国的には20代が47.2%と30代の40.2%より高い。これはソウルなど大都市の女性が中小都市ならびに農漁村地域に比べて社会進出が活発で経済的な自立度が高く、結婚時期を遅らせるためだと分析される。

離婚は11万5300件と前年に比べ0.9%・1000件増えた。人口1000人当たり2.3人が離婚したということになり、前年度と類似した水準だ。婚姻してから20年以上になった夫婦の離婚の割合が28.1%と最も高く、婚姻期間が30年以上の夫婦の熟年離婚は9400件で、98.4%の高い増加の勢いをみせた。熟年離婚は去る10年のあいだに1.8倍に増えた。2011年には結婚4年目以下の離婚が最も多かったが、2012年以降は数値が逆転し、20年以上になった夫婦の離婚が増加する傾向が顕著だ。

平均離婚年齢は男性46.2歳・女性が42.4歳と男女いずれも毎年少しずつ年齢が上昇する傾向だ。離婚夫婦の婚姻持続期間は平均14.1年で、前年に比べて0.4年・10年前に比べて2.2年長くなり、男性は40代後半・女性は40代序盤の離婚率が最高数値をみせた。
  • 初婚夫婦の年齢差、年下男-年上女カップル16.2%
  • O2CNI_Lim, Chul
  • 入力 2014-07-04 09:01:00




      • facebook icon
      • twetter icon
      • RSSFeed icon
      • もっと! コリア