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大卒新入社員の4人のうち1人は入社1年以内に退社...なぜ?

韓国経営者総協会、今年の新入社員採用実態を調査した結果 

大卒新入社員4人のうち1人は1年以内に退社するという調査結果が出た。大卒新入社員4人中1人は1年以内に退社するという調査結果が出た。韓国経営者総協会(以下、経済人総連)は去る29日「全国405社の企業を対象に、今年の新入社員採用実態を調査した結果、大卒新入社員の1年以内の退社率は25.2%と集計された」と明らかにした。

これは去る2010年の調査当時の15.7%より9.5%ポイント、2012年23.6%より1.6%ポイント上昇した数値だ。特に1年以内の退社率は、中小企業が31.6%で大企業の11.3%よりはるかに高かったが、これは中小企業の勤務条件が相対的に劣悪なためであるとみられる。

新入社員4人のうち1人が退職している理由については「組織および職務適応に失敗」が47.6%で最も多く、続いて「給与と福利厚生への不満」、「勤務地域や勤務環境に対する不満」の順で調査された。

新入社員を採用する際に、随時採用だけ進める企業が54.9%で最も多かった。定期採用と随時採用を全て活用する企業は38.2%、定期採用だけ進める企業は6.9%だった。大企業は定期採用と随時採用を全てを活用する比重が65%で高くあらわれた反面、中小企業の場合、68.1%が随時採用だけ進めることが調査された。

企業関係者たちは随時採用で入社した職員の職務能力が定期採用よりさらに優秀な側面があるとしながらもスペック、人性・態度は定期採用がより良いと評価した。

経済人総連関係者は「新入社員のスペックは向上したが、企業らはこれらの業務遂行能力がスペックほどには高まったと感じることができないようだ」とし、「採用する際、職務能力の把握と人生・態度の把握のふたつの長所を全て結合して採用する柔軟な戦略を広げなければならない」と助言した。
  • 毎経ドットコム_速報部 | (C) mk.co.kr
  • 入力 2014-06-30 09:53:36




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