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数字経済 > マーケット > 人気急騰の輸入ビール、スーパーではミネラルウォーターの売上高を超える
輸入ビールの人気が高空行進を続けながら、大型マートで輸入ビールの売上が初めてミネラルウォーターの売上高を上回った。
28日ロッテマートによるとロッテマートで今年上半期の輸入ビールの売上高は、最近5年間で初めてミネラルウォーターの売上高を超えた。輸入ビールの売上高がミネラルウォーターの売上高に比べて24.2%より高いと集計されたのだ。5年前である2013年の輸入ビールの売上高は、ミネラルウォーターの60%水準に過ぎなかった。
輸入ビールの売上高がミネラルウォーターを追い越したのは、ミネラルウォーターの売上高が減少したというよりは輸入ビールの人気が上昇したためだというのがロッテマート側の説明だ。ロッテマートの今年1~6月のミネラルウォーターの売上高は前年同期比で10.1%拡大したが、輸入ビールは同じ期間で142%急増した。
このような輸入ビールの人気は韓国消費者の味覚が変わったことによるものだ。ここ数年のあいだに新しい韓国の消費者が様々な味や香りを持った輸入ビールを好む傾向が強くなり、その影響で輸入ビールが酒類市場で大衆化の風に乗った形になったのだ。
ロッテマートの関係者は「過去とは異なり女性の酒類消費層が増え、「ホンスル(ひとり酒)」文化が生じるなど20~30代の若い層を中心に軽くお酒を飲むという酒類文化が拡散されていることも原因として挙げられる」と語った。
これにより大型マートやコンビニなどの流通業者は、輸入ビール商品の取扱いを増やして関連プロモーションを行っている。ロッテマートは昨年4月から米国ウィスコンシン州にある「マンハス・ブルワリー」の手作りビールを販売している。また来月12日までアジアの国から輸入された輸入ビールの割引イベントも行われる。
ロッテマートの関係者は「輸入ビールの特性である様々な味と香りを好む消費者需要が継続的に増えている」とし「消費者たちの需要に合わせて流通業者たちも様々な輸入ビールを披露しようと努力している」と説明した。