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アメリカの南東部に韓国車ベルト 韓国企業の工場続々と

現代自動車の近くにマンド社がジョージア工場が近く竣工/韓国・錦湖タイヤも米国に初の工場を設立 

米国南東部のジョージア州とテネシー州そしてアラバマ州などの3州で、韓国自動車と部品・タイヤ会社が集結した「韓国自動車ベルト」が誕生する。自動車部品会社マンドは17日(現地時間)、ジョージア州メリーウェザー郡で年間270万台の自動車に納品できる部品工場の竣工式を開き、今週末から本格的に稼動開始する。国内タイヤ業界1位の韓国タイヤも来る10月、テネシー州クロスビルの年産1100万本の生産能力を備えたタイヤ工場に着工する。

錦湖(クモ)タイヤも、6年間保留されたジョージア州工場の建設を再開する方針であり、工場の稼働率が100%を超えた現代自動車アラバマ工場でも、早ければ来年上半期に増設を検討していると伝えられた。

韓国企業の投資が集中し、ジョージア州・テネシー州・アラバマ州など米国南東部の3州は、米国北東部の自動車ベルト(ミシガン州・オハイオ州・インディアナ州)に次いで、米国内最大の自動車生産基地の一つとして浮上することになった。現代自がアラバマ州に工場を建ててから10年めに、かつては綿畑だったこれらの地域が尖端・複合自動車生産基地に変身したわけだ。

自動車業界によると16日、今週に竣工予定のマンド社のジョージア工場は、自動制御装置(ABS)と車体制御装置(EPS)など、年間270万台規模の自動車用電子制御製品を生産することになる。ジョージア工場は、自動車用ブレーキとサスペンションを主に生産するアラバマ工場に続き、マンド社の米国内で2番目の部品生産工場だ。

韓国タイヤも来る10月、テネシー州クロスビルの年産1100万本規模のタイヤ生産工場を着工する計画で、2016年に完成するまで合計8億ドルを投資する予定だ。

韓国タイヤは現在、中国・インドネシア・ハンガリーなどの7カ国で海外工場を運営しており、米国内に生産工場を設立するのは今回が初めてだ。

錦湖タイヤも今月初めに債権者の投資承認を受け、ジョージア州メーコンに4億1300万ドルを投資して、年産400万本の生産能力を備えたタイヤ工場を、2016年上半期までに建設する計画だ。米国南東部の3州で、これらの新規工場の設立が順調に進めば、最近竣工したLGハウシス自動車用生地工場・部品メーカーとともに、5000人以上の雇用が生まれると自動車業界は推算している。
  • 毎日経済_チェ・スファン記者/キム・ドンウン記者 | (C) mk.co.kr
  • 入力 2014-07-16 17:47:43




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