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KOSPI 2020ポイント超え...公募株市場も多額の金集まる

韓国 公募株 平均申込証拠金 

  • KOSPI 2020ポイント超え...公募株市場も多額の金集まる
KOSPIが2020ポイントに到達して年中最高値を更新し、公募株の申込に巨額の資金が集まるなど、国内の証券市場に久しぶりの薫風が吹いている。最近めっきり高くなった世界的な景気回復期待とともに、崔炅煥(チェ・ギョンファン)経済副総理就任後の内需浮揚などの政策モーメンタムが複合的に作用したものだ。

KOSPIは17日の終値基準で、今年に入って最高値の2020を超えた。前取引日よりも7.42ポイント(0.37%)上がった2020.90で取引を終え、去る5月23日に記録した直前の最高値(2017.17)を塗り替えた。証券市場の専門家らは、この日のKOSPIの上昇が短期的な現象ではないと見ている。

最近、ウォン高現象が弱くなりつつ、大型株の強勢と企業業績の改善が見込まれており、堅固な外国人需給にKOSPIは当分の間、上昇の流れを持続するだろうという見通しが出ている。

特に最近、公募株の投資熱風が吹いて、韓国の国内証券市場を支える資金も豊富だという評価だ。韓国去来所によると、今年の上半期の有価証券市場と、コスダック市場の公募企業当たりの平均申込証拠金は1兆4402億ウォンだった。昨年に記録した9110億ウォンより58.1%増えた。1000対1を超える競争率を記録した所も2ヶ所にもなる。昨年の一年間は1カ所しかなかった。上半期全体の公募規模は2600億ウォン台だったが、申込のために全部で11兆5200億ウォンが集まった。平均申込競争率は506対1だった。

17日までの二日間、一般公募申込を行った建築材料メーカーのウィン・ハイテック社は1兆2918億ウォンを集め、競争率589対1で高人気を続けた。

今月初めに自動車部品メーカーのトゥルーウィン(TRUWIN)が1018対1の競争率を見せるなど、熱気が冷めることを知らない雰囲気だ。今後も7つの企業が公募申込日程を確定した状態だ。公募規模が2兆ウォン台と予想されているサムスンSDSが年内上場を準備中であり、第一毛織(旧サムスンエバーランド)も1兆ウォン台の公募が予定されている。
  • 毎日経済_キム・ビョンホ記者/ユン・ヂェオン記者 | (C) mk.co.kr
  • 入力 2014-07-17 17:34:58




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