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アモーレパシフィックの会長、CEO評価で世界20位・アジア2位


アモーレパシフィックは25日、徐慶培(ソ・ギョンベ)アモーレパシフィックグループ会長(写真)がハーバード・ビジネス・レビュー(HBR)と仏インシアード(INSEAD)経営大学院が共同で選定する「2017年グローバル最高経営責任者(CEO)経営評価」で世界20位、アジア2位に選ばれたと発表した。

今年4月までの業績を基準に実施された今回の評価では、ソ会長は世界18位の日本のヘルスケア企業シスメックスの家継恒氏とアジアの2大CEOに選ばれる栄誉に輝いた。韓国人経営者としては2013年の尹鍾龍(ユン・ジョンヨン)前サムスン電子副会長(当時3位)、鄭夢九(チョン・モング)現代自動車会長(当時6位)に次いで4年ぶりに上がった。

ソ・ギョンベ会長は特にグローバルな化粧品企業のCEOよりも高いランクに選ばれて目を引いた。

エスティ・ローダーのファブリツィオ・フリーダCEOは25位、ロレアルのジャン・ポール・アゴン会長は87位にとどまった。評価で世界1位を射止めた経営者は、ファッションブランド「ザラ(ZARA)」を運営するインディテックス(Inditex)グループのパブロ・イスラ会長だった。

今回の評価は、全世界の上場企業を網羅した「S&P Global 1200」を含む企業と、今年4月末の時点で2年以上を在任中の登記代表取締役を対象に実施された。最終ランキングは在任期間にしたがって評価した財務的業績と社会環境的な貢献指数を8対2の割合で考慮し算定した。

アモーレパシフィックグループの時価総額、株主収益率、社会貢献などの経営指標がどれも優れた評価を受けた。

1997年にソ・ギョンベ会長が代表取締役に就任して以来、アモーレパシフィックの売上高は6462億ウォンから6兆6976億ウォンと約10倍に増加しており、営業利益は約21倍に増えた。昨年のアモーレパシフィックの社会貢献活動の執行額は240億ウォンで、20年前にくらべて62倍に増加した。

評価を共同主管したインシアード経営大学院のナナ・フォン・ベルヌース(Nana Von Bernuth)ディレクターは「ふだんから読書や瞑想を楽しみ好奇心の多いことで知られるソ会長の利点が、企業経営での長期的な成功を助けただろう」と語った。
  • 毎日経済_ムン・ホヒョン記者 | (C) mk.co.kr
  • 入力 2017-10-25 19:49:39




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