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上場企業、来年上半期の営業益16%増える見込み


来年上半期(1∼6月)の主要業種の代表上場企業の営業利益は96兆ウォンに、史上最大の規模に達する見通しだ。企業の利益が史上最高値を記録した今年の上半期よりも、16%以上も増えるという予想だ。半導体・化学・鉄鋼などの輸出企業の利益が増加傾向を維持していくことを意味する。韓国の証券市場の身代が一段階アップグレードする、重要な契機として作用するものと思われる。

ただし来年上半期の半導体の利益の割合が40%にのぼり、偏重現象が深刻化することは、今後の株式市場の「アキレス腱」として作用することがありうるという見通しだ。

毎日経済新聞とエフアンドガイドが3日、来年上半期の利益が推定可能な有価証券市場の上場企業132社に対する営業利益推定値を集計してみると、96兆2118億ウォンに達した。今年の上半期(83兆1750億ウォン)よりも15.7%増えた数字だ。

特に半導体の好況によって、今年に入って四半期ごとに営業利益の新記録を達成しているサムスン電子の、来年上半期の利益は30兆ウォンを超えるものと推定される。

今年の上半期と比較すると、1年のあいだに6兆5192億ウォン増加することになる。

SKハイニックスの営業利益も1年のあいだに1兆7886億ウォン増え、来年の上半期に7兆3000億ウォンという史上最高の記録を立てる見通しだ。ポスコも鉄鋼価格の上昇の恩恵を受け、来年上半期の営業利益は2兆4221億ウォンに達する見通しだ。

国内1位の精油会社SKイノベーションと化学業種で先頭のLG化学も、製品の輸出好調によって来年上半期にそれぞれ1兆7007億ウォンと1兆5569億ウォンの利益を記録すると予想された。
  • 毎日経済 ムン・イルホ記者 | (C) mk.co.kr
  • 入力 2017-11-06 00:40:58




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