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2013年 韓国偽造商品の市場規模5兆2千億、国税収入の0.3%

名目GDPの0.4%...税金漏れの総額増えて根絶対策至急 

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昨年、韓国「偽造品」市場で集められなかった税金は、なんと5200億ウォンに達すると分析された。これは、2012年の総国税収入203兆ウォンのうち約0.3%に達する規模で、その年2兆8000億ウォンの税収の赤字が発生したことになる。景気低迷が続く中、今年も10兆ウォンの税収不足が予想されるだけに、偽造品市場の税源確保が至急だという指摘が出ている。

22日、現代経済研究院によると、2013年韓国偽造商品の市場規模(実際の流通価格基準)は5兆2000億ウォンと推定された。これは昨年の名目国内総生産(GDP)の0.4%に達する規模だ。偽造品市場は、製造・流通過程が陰性的に行われ、主に現金で取引されているせいで、税源捕捉が難しい代表的な地下経済だ。韓国偽造品市場規模を推定した分析は今回が初めてで、先に経済協力開発機構(OECD)は、「偽造品の割合が世界の貿易額の約2%に達している(2007年基準)」という研究結果を発表したことがある。

国連薬物犯罪事務所(UNODC)もこれを引用して、東アジアから米国と欧州に輸入される偽造商品の規模を総収入額の2%である252億ドル(2010年基準)で推定した。現代経済研究院のベク・ダミ研究委員は「OECDの研究結果に基づいて”海外から入ってきた偽造商品の規模”は韓国全体商品輸入額の2%である11兆4000億ウォン(104億ドル)、『国内で生産された偽造商品の規模』は、産業連関表上、国産材と輸入材の比率を考慮して14兆8000億ウォン(135億ドル)と推定した」と説明した。

ただし偽造製品は正規商品価格より安値で流通されるという点を勘案して、実際の韓国偽造商品の市場規模は、正規商品価格基準の20%水準である5兆2000億ウォン(国外流入分2兆3000億ウォン、国内生産分2兆9000億ウォン)と分析した。ベク研究委員は、「偽造商品が正規品の価格の数%の水準で売れるのかの統計を取得することは事実上不可能だ」とし、「マスコミ報道と政府の統計などを参考にして20%と仮定したが、これを10%に下げると、偽造商品の市場規模は2兆6000億ウォン、30%に上げると、7兆8000億ウォンと推定することができる」と述べた。

問題は、このように流通する偽造品市場が韓国経済に莫大な損失を与えているという点だ。

まず、年間約5200億ウォン(実際の流通価格基準)に達する税金漏れが発生したと推定される。これは、韓国偽造商品が正規品の20%の価格で取引される場合、付加価値税率10%を適用したものだ。実際に偽造商品の流通価格を正規商品価格の10%と30%で異なると仮定すると、それぞれ2600億ウォン(国税収入の0.1%)、7800億ウォン(国税収入の0.4%)の税収不足が発生する。

また、偽造商品がはびこるほど、正規商品に代わるほどの類似商品の消費が萎縮する。特に海外ブランド偽造商品は、同じような価格帯の正常的な国内製品の消費を代替する結果を生む。すなわち、長期的には韓国連関産業の成長の機会を奪われているのだ。

韓国は2011年基準で世界交易の過程で偽造商品摘発件数が15番目に多い国だ。関税庁によると、2011~2013年に国内に流入した偽造商品は、年平均約497件、7548億ウォンに達する。国内で摘発された偽造商品のうち約90%に達する444件(6356億ウォン)は商標権を侵害したものだ。韓国税関で最も多く摘発された偽造商品品目は、金額基準でハンドバッグ・革製品類(24.4%)、時計類(22.2%)、医薬品(17.9%)、衣類・織物類(10.7%)、靴類(5.2%)の順だ。

摘発件数は、衣類・織物類が190件で最も多く、ハンドバッグ・革製品類(144件)、靴(90件)が後に続いた。韓国で摘発された偽造商品のうち96.8%(約7014億円)は、中国から入ってきたことが分かった。
  • 毎日経済_イ・ヒョンジョン記者 | (C) mk.co.kr
  • 入力 2014-07-22 17:30:54