ファーストファッション、インナーウェア市場を狙う…ユニクロ・H&M、製品比重15%に達する


  • インナーゾーンを別途準備したユニクロ明洞中央店 / 表:韓国ユニクロヒートテック販売量 / 資料:ユニクロ

ファーストファッションブランドがインナーウェアの拡張競争に乗り出し、既存の企業を脅かしている。ユニクロ、H&M、フォーエバー21などの外資系SPAブランドは、低価格と優れた機能性を前面に出したインナーウェアの商品の比重を大きく拡大している。

H&Mとユニクロのインナーウェアの比重は昨年基準で全体の販売商品の15%に達する。 H&Mはインナーウェア商品の人気が急増したので明洞店に試験的にインナーウェアのゾーンを作り、これを徐々に拡大していく予定だ。

これらの企業は一般的なインナーウェアはもちろん、補正用や発熱素材のインナーウェアなどの機能性製品まで様々な商品を取り揃えたにも関わらず、価格は中低価格の水準を維持する。 1万ウォン程度が多く、一部の商品は2万~3万ウォン台と、高価格と低価格に両分されている既存のインナーウェア市場での価格競争力が高いというのが業界の分析だ。特に、既存のインナーウェア店舗に比べ2倍以上多い製品が具備されており、消費者吸引力が大きいのも長所だ。

ユニクロのマーケティング担当のイ・ナレは「インナーウェア商品の販売が増え、昨年、ワイヤレスブラをはじめとするいくつかの製品が新たに発売された」とし、「ファッション肌着と呼ばれるヒートテックは3年前と比べて販売量が10倍以上増えた」と語った。

代表的にユニクロは昨年の冬にヒートテックでたっぷりと旨味を味わった。ファッション肌着と呼ばれるヒートテックは超軽量新素材で、日本で2003年に発売された後、国内では2008年から販売を開始した。ヒートテックは保温性に優れ服装が崩れないという理由で肌着を着ない10〜20代の層にも人気を呼んだ。ヒートテックの販売量が2008年18万枚から2011年の200万枚に急増したことで、「スパオ」「ザ・ベイシックハウス」などの競合業者が「ウォームヒート」「ヒートオン」のような似たような商品を先を争って発売したほどだ。

インナーウェア単独SPA店舗登場

インナーウェアのみを単独で販売するSPAの大型売り場も登場した。イーランドは、既存のSPAブランドである「ミッソ」に続き、インナーのみを単独で販売するSPAブランド「ミッソシークレット」を昨年末にランチングした。イーランドは、既存のインナーウェアブランドよりも製品交替周期を短くしてトレンディな商品を取り揃えて消費者を攻略する予定だ。既存のインナーウェアブランドの製品の交替周期がシーズン単位で一年に4回前後だとすると、SPAブランドは月単位で製品が交替されるので、流行に敏感な20~30代も満足させることができる。ミッソシークレットは現在新村と明洞の2店舗を運営しており、今年3月までに売り場をさらに6個拡大する予定だ。新村店は50坪台、明洞店は80坪の3つの層で構成されており、既存のインナーウェア売場が10坪ほどのものに比べて売り場の大きさを広げた。

イーランドのノ・ビョンギュ広報チーム長は「ファッション業界がSPAへ移動しているが、インナーウェアの方は今のところ進出がわずかで市場を先占するために進入た」とし、「SPAブランドの価格とデザイン競争力をすでに体験済みの消費者は、インナーウェアを購入するときもSPAブランドを好むようになるだろう」と展望した。

SPAブランドの攻勢に、国内インナーウェア市場を占領している既存の企業もピンと緊張した状態だ。

国内インナーウェア市場規模は約1兆4000億ウォンで、BYC・南営ビビアン・サンバンウル・チョウンサラムドゥルなど、上位5社の市場占有率が70%台にのぼる。しかし若い層を中心にインナーウェアショッピングのトレンドが変わっているという点から対応策を立てるのに苦心している。これにチョウンサラムドゥルは今年4月、SPAブランドを出荷することを決定した。

すでに大型SPAブランドが明洞、新村などの中心商圏を掌握しているので、近隣の生活型商圏を重点的に攻略する方針だ。

チョウンサラムドゥルのイ・ガンピョ課長は「インナーウェア市場の変化に足並みそろえなければならないという内部の声が高く、SPAブランドの立ち上げを決定した」とし「ベーシックラインの商品構成をしっかり取り揃えて20~30代だけでなく、40代女性の消費層も攻略する方針だ」と明らかにした。
  • 毎経エコノミー_イム・ヘリン記者
  • 入力 2012-03-17 13:16:19