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韓国LG電子、家電で世界1位の米ワールプールを猛追撃


  • 韓国LG電子、家電で世界1位の米ワールプールを猛追撃

LG電子の家電(テレビを除く)事業の売上げは、この部門で世界1位を走っている米国ワールプール社の喉もとにまで迫った。

洗濯機・冷蔵庫などの既存の主力製品だけでなく、空気清浄機・乾燥機・衣類管理機などの新家電が人気を呼び、LG電子の位相を高めた。このことから趙聖鎮(チョ・ソンヂン)LG電子副会長が「グローバル家電1位に挑戦して見るに値する」と述べてから4年ぶりに、「史上初の1位」目標を実現できるという期待が出てくる。

14日の家電業界と金融投資業界によると今年の第1四半期、LG電子の家電事業を担当するH&A事業本部は5兆4659億ウォンを記録し、ワールプール(47億6000万ドル・約5兆6501億ウォン)とほぼ同じ水準に上昇した。

昨年のワールプールとLG電子H&A本部の売上げがそれぞれ24兆9814億ウォンと19兆3620億ウォンだった点を勘案すれば、今年の第1四半期は格差が大きく減少したことになる。家電業界ではウォン・ドルの為替レートの急騰など不利な要素を勘案しても、早ければ今年はLG電子が初めて売上げで世界最大の家電企業ワールプールを超えることができかもしれないという見通しが、慎重ながらも出ている。これが実現すれば1958年に設立された金星社(現LG電子)は、61年ぶりに売上げの面で「世界最大の家電メーカー」というタイトルを付けることになる。

LG電子は、家電の営業利益ではすでに2017年から世界1位を走っている。昨年、LG電子の家電営業利益は1兆5248億ウォンだったが、ワールプールは3313億ウォンでエレクトロラックスは6538億ウォンだった。今年の第1四半期の営業利益はLG電子が7276億ウォンで、ワールプールが3121億ウォンだった。この期間の営業利益率はLG電子が13.3%で、ワールプール(5.5%)に比較して高かった。

ワールプールの年間売上げは2016年が24兆5383億ウォンで、昨年は24兆9814億ウォンで1.8%増加した。これに比べて同じ期間のLG電子の売上高は17兆2781億ウォンで、19兆3620億ウォンから12%増加した。ワールプールの売上げがほぼ停滞したことに比べ、LG電子の家電の規模が成長したことは、既存の主力製品である冷蔵庫・洗濯機だけでなく、いわゆる新家電と呼ばれる空気清浄機・乾燥機・衣類管理機・無線機などが生活パターンの変化と微細粉塵の影響などで人気を呼んだからだ。

新家電が今後も急速に成長を見せれば、売上げ増加をリードできるというのがLG電子の予測だ。 2016年は10万台水準だった国内乾燥機の市場規模は、昨年は150万台に成長した。このような成長は今年も続き、年間150万台規模の洗濯機を超えて200万台まで成長すると業界はにらんでいる。衣類管理機市場も2016年の5万台から昨年は30万台規模に大きくなった。ワイヤレス掃除機の市場規模は2016年に50万台レベルだったものが、2018年には100万台に拡大するものと業界では分析する。

LG電子は自社の家電売上げ増大に対し、ブランド価値を高める「プレミアム戦略」が功を奏したという評価もある。「LGシグネチャ」などの超高価プレミアム家電を通じて、ブランド効果を極大化している。洗濯機・冷蔵庫・エアコンなどの既存の家電をプレミアム化しながら、同時に収益性も高まっている。

LG電子の家電事業本部の売上げと営業利益は、2016年のLGシグネチャブランドの発売以来、毎年着実に増えている。宋大鉉(ソン・デヒョン)LG電子H&A事業本部長(社長)は今年の初めに「LGシグネチャエアコン」を公開し、「家電事業が成長して利益が着実に維持されるのは、超プレミアム製品の落水効果のため」だとシグネチャ製品の追加開発の意志を示した。
  • 毎日経済_ファン・スンミン記者 | (C) mk.co.kr
  • 入力 2019-05-14 18:27:15