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サムスン電子、オリンピックスポンサー2020年まで

イ・ジェヨン副会長が中国南京を訪問しIOCと契約締結 

  • サムスン電子、オリンピックスポンサー2020年まで
△写真=サムスン電子のイ・ジェヨン副会長(右)がトーマス・バッハ(Thomas Bach)IOC委員長と握手している。

サムスン電子が2018年平昌冬季オリンピックと2020年東京夏季オリンピックまで公式スポンサーとして活動することになった。

サムスン電子は17日、サムスン電子のイ・ジェヨン副会長(写真)が中国の南京で国際オリンピック委員会(IDC)とサムスン電子が無線通信部門のオリンピックスポンサーを2020年まで延長する契約を締結したと明らかにした。サムスン電子は2016年、リオデジャネイロオリンピックまでに限定された公式スポンサー契約を4年増えることにより、平昌と東京オリンピックまでのマーケティングを継続することができるようになった。

今回の契約にイ副会長が全面に出たのは急性心筋梗塞で治療を受けている父親のイ・ゴンヒ会長の空席に代わっていることを象徴的に見せる。今回の契約式には、イ副会長とサムスン電子のイ・ヨンヒ副社長、IOCのトーマス・バッハ委員長などが参席した。これまでサムスンがグローバルスポーツ外交はIOC委員として活動しているイ会長が務めてきた。

サムスン電子は1988年、ソウルオリンピックで地域スポンサーを務めてオリンピックとの最初の縁を結んでおり、無線通信分野の公式スポンサーになったのは17年前の1997年からだ。当時IOCは家電部門のスポンサーを勧告したが、サムスン電子は無線通信の分野に固執し、結局モトローラを抜いて契約を成功させた。

1998年、長野冬季オリンピックを皮切りに2000年のシドニーオリンピック、2004年アテネオリンピック、2008年北京オリンピックを後援した。2007年にはIOCと長期契約を締結し、2016年のリオデジャネイロオリンピックまでパートナーの地位を保証されたが、今回2018年の平昌冬季オリンピックと2020年の東京オリンピックまで後援することになり、20年以上オリンピックパートナーとして名をあげることになった。特に平昌と東京オリンピックでは後援の範囲を既存のスマートフォンだけでなく、タブレット、ノートパソコン、デスクトップPC、プリンタ製品まで拡大することにした。

サムスン電子は、オリンピックの現場で誰でも手軽に使用するモバイル環境を構築することにより、選手たちがオリンピックで自身の技量を思う存分発揮し、ファンたちともより一層密接に疎通できるようにする予定だ。
  • 毎日経済_イ・ジンミョン記者/写真提供〓サムスン電子 | (C) mk.co.kr
  • 入力 2014-08-17 17:05:02




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