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数字経済 > 経済 > Google、キャンパスソウル開設...ソウル江南区三成洞にオープン
< 写真=キム・ヂェフン記者 >
△写真=スンダル・ピチャイGoogle上級副社長(左)と崔陽煕(チェ・ヤンヒ)未来創造科学部長官が「モバイル祭壇」の前で握手している。
Googleがソウルに韓国起業家のための空間「キャンパスソウル」をアジアで初めて、来年の上半期にオープンする。韓国の新生企業(スタートアップ)が世界舞台に羽ばたくところに役立つと予想される。
Googleは27日午前、ソウル市大峙洞(テチドン)のオートウェイタワーで記者懇談会を開き、スタートアップのためのサポート空間「キャンパスソウル」を設立すると発表した。この席には崔陽煕(チェ・ヤンヒ)未来創造科学部長官とスンダル・ピチャイGoogle上級副社長らが出席した。
Googleはすでに英国のロンドンとイスラエルのテルアビブに、スタートアップのためのスペースを開設しており、「キャンパスソウル」は世界で3番目だ。江南区の三成洞(サムソンドン)交差点近くのオートウェイタワー地下2階に、約2000平方メートル(600坪)規模で建設する。8月から工事を始め、2015年上半期に公式オープンする予定だ。キャンパスソウルには世界の数十社のスタートアップ・コミュニティとして構成された「Google創業支援チーム」が正式に合流する予定で、国内の創業家たちは世界の主要なスタートアップ・ハブと交流し、他の国のキャンパスとの交換プログラムにも参加できるようになる。
ロンドンとテルアビブでは、初期スタートアップのために1~2週間のインキュベートプログラムやメントリングなどを行っており、Googleの各種装備やソフトウェアをサポートし、1泊2日で創意的アイデアを実現するハッカソン(hackathon)などのイベントを開催する。
ソウルでもこのようなイベントが行われる予定だ。
Googleがアジアで最初に創業空間を置くことになったのは、韓国政府が創造経済を育成するために「グローバルKスタートアップ」などを持続的に支援するなど、ベンチャー生態系づくりに継続努力した点も背景になっている。未来創造科学部も、Googleが事務空間の賃貸と運営費を自己負担する「キャンパスソウル」の成功のために政策的支援を惜しまないとした。