現代ウィア「営業利益20倍急増」のワケは?


  • 現代ウィアの実績推移


この数年のあいだ下り坂を歩いていた現代ウィア(Hyundai WIA)の財務指標は、事業構造改革と大規模な受注契約などで改善されている。 1年のあいだに営業利益は20倍以上も増え、当期純利益も黒字に転じた。現代ウィアは電気自動車の中核部品の納品、スマートファクトリー・コラボレーションロボット開発などで上昇を続けていく計画だ。

現代ウィアはエンジン・モジュールや等速ジョイントなどの自動車部品を主に生産しているが、最近の自動車業界の販売不振の影響で財務指標は下落傾向を脱することができなかった。

瑞山エンジン工場とメキシコの部品工場など、国内外で大規模な施設投資を断行したことも財務的負担として作用した。このことから営業利益は2014年の5256億ウォンから2018年は50億ウォンに100分の1の水準に急減し、2017~2018年の2年連続で当期純損失を記録した。

しかし昨年は国内外の部品工場の稼働率が上昇したし、スポーツ用多目的車(SUV)が世界的に人気を呼び、4輪駆動部品の販売が増えて実績改善に成功した。営業利益は1000億ウォン台に浮上して、当期純利益も黒字に転じた。これまで業況不振に憂いていた機械部門は、低収益事業を最小限に抑えながら赤字幅を減らした。さらに2019年に中国の長豊(チャンピョン)自動車と結んだ1兆ウォン台のエンジン部品の供給契約や、2020年にヨーロッパ・北米の自動車メーカーと締結した7000億ウォン規模の等速ジョイント供給契約などの大規模な受注を次々と獲得したことで業界の評価も変わっている。

現代ウィアは今月に入って金融市場で社債発行を打診したところ、機関投資家が殺到し、低い調達コストで大規模な資金調達に成功した。発行規模は既存の1500億ウォンから2500億ウォンに増額し、金利は年1.700~1.984%に決定した。

調達した資金は今年に満期が到来する公募債の返済に当てられる計画だ。このような実績改善に歩調を合わせて、現代ウィアは将来有望な事業の準備に力を注いでいる。
  • [パク・ユング記者 | (C) mk.co.kr
  • 入力 2020-02-20 19:23:30