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名節の小遣い、不況で5万ウォン札より1万ウォン札を選好

最近経済が難しくなり、慶弔費の支出も減少 

  • 名節の小遣い、不況で5万ウォン札より1万ウォン札を選好
景気が難しくなると、名節の小遣いの金額も減っている。昨年と今年3度の名節を経て1万ウォン札が主に目立ち、5万ウォン札は隠れる名節小遣い「ダウンサイジング」現象が感知されている。

昔は名節期間なら、お年玉など、小遣いを与えるために新券の需要が増え、小遣いで新券を受けた人は、再び銀行に預金することにより、返還額が増えた。返還額は、市中にあったお金が市中銀行の預金などを経て、韓国銀行に入ってくることを言うが、2012年までは名節前に貨幣発行規模が増え、名節以降は貨幣の返還規模が増えるパターンが繰り返された。このパターンは、5万ウォン札ㆍ1万ウォン札に​​関係なく、同一に適用された。

しかし、昨年から名節期間、発行量を増やしたにもかかわらず、5万ウォン札の返還額はますます減少している。昨年の正月(2月)の連休を前後して返却額は1月9039億ウォンから2月は1兆3514億ウォンに4475億ウォン増加したが、昨年の秋夕期間(9~10月)には2748億ウォン、今年の正月期間には2691億増加にとどまった。

一方、同じ期間、1万ウォン札の返還額の増加分は1485億ウォン(昨年正月)、8304億(昨年秋夕)、1兆9743億ウォン(今年正月)に大きく増え対照を成した。名節期間中、5万ウォン札と1万ウォン札の発行量は全て大きく増えたため、貨幣の供給側面よりは貨幣の需要の側面での原因が大きいと解釈される。

現代経済研究院のキム・ドンリョル首席研究委員は、「1997年の通貨危機以前には、通常、お年玉で1万ウォン札をくれたが、通貨危機後の1998年の正月に再びお年玉で1000ウォン札が登場した」とし、「最近経済が困難になり経済主導者が小遣いなど慶弔費の支出を減らしたものとみられる」と説明した。
  • 毎日経済_キム・テジュン記者 | (C) mk.co.kr
  • 入力 2014-09-05 14:33:32




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