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サムスン電子、スマートグラスを来年リリース

Gear S・Gear Fit・Gear VRに続き…独自OSであるTizenを採択 

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サムスン電子が去る3日、バーチャルリアリティデバイスである「Gear VR」を出したことに続き、来年には「Gear Blink」を出してウェアラブル機器の先取り戦略に拍車をかける。

9日、関連業界によると、サムスン電子は早ければ来年3月の次期ギャラクシー(Galaxy S6)製品の発表とともに、スマートグラスである「Samsung Gear Blink」を披露する予定だ。このデバイスは、すでに国内外の特許庁に商標と特許の登録をしている。まだGear Blinkに関する具体的な製品情報はない。ただし、サムスンが国内特許庁に登録をしながら、用途として「サングラス、メガネ、デジタルカメラ、スマートフォン、衛星位置確認システム装置、コンピュータ、LEDディスプレイなど」を明示した。デザインは右耳に掛けてイヤホンで音楽を聴くことができ、ディスプレイがあって、右の目で画面を見ることができるのが特徴である。

サムスン電子が来年に「Gear Blink」を出せば、ウエアラブル機器のラインアップは時計(Gear S)、バンド(Gear Fit)、バーチャルリアリティデバイス(Gear VR)に続いてメガネまで増えることになる。サムスン電子は昨年9月、Galaxy Note3を披露するときに、最初のウェアラブル時計である「Galaxy Gear」を出し、今年の初めGalaxy S5公開時にはウェアラブルバンドの「Gear Fit」を、先日3日にGalaxy Note4を公開するときは「Gear VR」を公開した。今のところ戦略スマートフォンを公開する時にウェアラブル機器を同時に公開することが期待される。

Appleが9日(現地時間)、カリフォルニア州クパチーノにて予想どおりスマートウォッチの「iWatch」を披露するなら、ウェアラブル機器の競争はスマートフォンのようにサムスンとAppleの競争に移される可能性が高い。

サムスンのGearシリーズは、GoogleのAndroidではなく、独自のオペレーティングシステムであるTizenを採用した機器だ。タイゼンは、GoogleのAndroidやAppleのiOS、MicrosoftのWindowsPhoneOSに比べて安定性、拡張性などが不足しているという評価を受けている。サムスン電子のほかにTizenを採用するデバイスメーカーがいないのも弱点である。

ここにサムスンの最大のパートナーであるGoogleがサムスンの「脱アンドロイド」の歩みに懸念を示している状況である。しかし、サムスン電子がTizenOSベースのウェアラブル機器を相次いで発売する理由は別にある。ウェアラブルと家電などにTizenOSを植え、利用者のデータを確保するためだ。 「データ」と「利用者の行動パターン」が情報技術企業の最大の資産となっている状況で時計、メガネ、バンドなどで発生するデータをサムスンが持とうとする意志を明らかにするものだ。
  • 毎日経済_ソン・ジェグォン | (C) mk.co.kr
  • 入力 2014-09-09 17:48:44




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