現代グロービス、タイの物流市場に電気トラックを投入

親環境物流事業の構築に挑戦 

現代自動車グループの総合物流会社である現代グロービス(Hyundai Glovis)はタイ財界1位の「CPグループ(Charoen Pokphand Group)」と手を組んで、タイ現地で電気トラックを活用した親環境(環境にやさしい)物流インフラ構築の新事業に挑戦する。


現代グロービスは17日、CPグループの流通系列会社であるCPオールの物流子会社「オールナウ」と「顧客価値向上のための戦略的協業関係の構築」業務協約(MOU)を締結したと明らかにした。協約式はコロナ19状況を勘案し、両国でのオンラインビデオシステムを利用した非対面署名方式で行われた。キム・ジョンフン現代グロービス代表取締役(社長・写真)とコサク・チャイラスミサクCPオール執行委員会議長が出席した。

CPグループはタイ財界1位の企業集団として知られている。食品事業を営むCPフードをはじめ、コンビニエンスストアブランド「セブンイレブン」を運営する流通会社CPオール、通信・メディア専門のトゥルーグループを率いており、世界21カ国で2018年時点での年間売上高は約74兆ウォンを上げた。これはタイの国内総生産(GDP)の約10%を占めるほどだ。主力系列会社であるCPオールは、1989年からタイ全域でセブンイレブンを運営し始め、現在は約1万2000店まで店舗を増やした。

今回のMOUにしたがって、現代グロービスとオールナウはCPオールが運営しているセブンイレブン1万2000ヶ所あまりに、電気トラックで商品を運送する事業を今年から試験的に進めることにした。

現代グロービスの関係者は、「この事業を軌道に乗せたならば、タイの物流現場で電気トラックを導入した最初の事例になる見通し」だとし、「現代グロービスは協業を契機に、タイを含む巨大な経済領域であるアセアン(ASEAN)市場で親環境物流事業を育成する」と強調した。

現代グロービスは電気トラックを前に出して、他の事業者と差別化する予定だ。今年は電気トラックのモデル事業に着手して改善点を見つけて補完した後、来年から一般トラックとともにビジネスに投入するという計画だ。電気トラック事業の中核は車両の確保だが、現代グロービスは現代・起亜自動車を通じて安定した物量を確保する方針だ。

現在、CPグループは系列社全体の物流機能を統合し、管理性を向上させるプロジェクトを進めている。現代グロービスはCPグループに物流事業のノウハウを伝授して、協業関係を構築することが目標だ。
  • 毎日経済_イ・ジョンヒョク記者 | (C) mk.co.kr
  • 入力 2020-09-17 17:43:48