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数字経済 > 企業 > Gearシリーズの牽制…アップル、大画面スマートフォン2種発表
アップルは史上初めて4インチ以上の大画面スマートフォン2種を同時に発表し、ライバルであるサムスン電子のGALAXY Note 4に挑戦状を投じた。また、アップル初のスマートウォッチ「Apple Watch」を出して、この分野の先頭走者であるサムスンGearシリーズの牽制に乗り出した。
Appleは9日(現地時間)、米カリフォルニア州クパチーノのフリントセンターで新製品の公開イベントを開催し、スマートフォン「iPhone 6」と「iPhone 6 PLUS」、スマートウォッチ「Apple Watch」を相次いで発表した。iPhone 6は4.7インチのフルHDディスプレイ、iPhone 6 PLUSはこれよりも少し大きな5.5インチのフルHDディスプレイを搭載し、前作のiPhone 5S(4インチ)に比べてサイズを大幅に増大させた。特にiPhone 6 PLUSはGALAXY Note 4(5.7インチ)を正面から狙った製品で、これらの製品はファブレット(スマートフォン+タブレット)市場で熾烈な覇権争いを繰り広げるものと予測される。
「Apple Watch」はWatchとSPORTとEDITIONの3つのデザインで、手首に巻くバンド部分は革・ステンレス・プラスチックを選択できるようにした。これらを組み合わせれば総34種のApple Watchができる。1次発売国から中国や韓国は抜け落ちた。iPhone 6とiPhone 6 PLUSはそれぞれ、早ければ来月末あるいは年末ころに移動通信3社を通じて発売される予定だ。Apple Watchは来年の初めに発売される。