ロッテ「三世経営」準備か…辛東彬氏長男が日ロッテ入社


辛東彬(シン・ドンビン)ロッテグループ会長の長男のシン・ユヨル(重光聡)氏(写真)が日本ロッテに入社し、勤務していることが分かった。学歴と経歴などシン会長に似た道を踏んだシン氏は、ロッテに入社して本格的な三世経営を開始したという解釈が出ている。 20日の財界によると、シン氏は今年の上半期、日本の株式会社ロッテに入社した。職種や業務などは明らかにされなかったが、理事クラス以上で入社したと伝えられた。

株式会社ロッテは日本ロッテホールディングス傘下の菓子・氷菓メーカーだ。故辛格浩(シン・ギョクホ)ロッテグループ名誉会長が日本で初めて開始した事業で、ロッテグループの母体として評価される。韓国ロッテグループではロッテ製菓とロッテフードが担当している。

1986年生まれのシン氏は日本の学習院大学と慶応大学で学業を終えた後、野村證券に入社した。その後、米国のコロンビア大学MBAプログラムを終えて戻って野村證券に復帰した。

シン・ドンビン会長とシン・ユヨル氏はともにコロンビア大学のMBAと野村證券を経て、同様の年齢でロッテに入社するなど類似点が多い。ロッテが本格的な三世経営の準備に乗り出したとの見方が多い理由だ。シン会長は野村證券に入社して英ロンドンで勤務した後、1988年に日本のロッテ商事の取締役として入社した。日本のロッテ商事は2018年、株式会社ロッテに合併された。

外部に知られたことがほとんどないシン・ユヨル氏が、ロッテのメインイベントでシン会長と一緒に姿を表わして存在感を見せた。 2016年に東京のロッテ免税店銀座店の開店当時に妻と一緒に参加したし、今年の1月には祖父の辛格浩ロッテグループ名誉会長の葬儀を務めるために韓国に入ってきて注目された。

一方、シン会長は去る8月の非定期人事の後は日本に渡ったが、2ヶ月で韓国に戻ってきた。業界によると、シン会長は先週末に帰国して現業に復帰した。シン会長は韓・日間の企業人の特別入国手続き施行前に出国して自己隔離の免除対象からは除外されるが、現地の在外公館で隔離免除書の発給を受けて14日の隔離なしに活動できることが伝えられた。

シン会長の帰国でロッテの早期人事説も確実視されている雰囲気だ。ロッテは毎年12月中旬に人事を発表し、1月1日付で人事異動を出したが、今年はこの時期が一ヶ月ほど前倒しになるとの見方が多かった。
  • 毎日経済_パク・テウィ記者 | (C) mk.co.kr
  • 入力 2020-10-21 06:54:21