「5G後発走者」アップル、ひと息にサムスン追い抜く


  • Apple製iPhone 12(イメージ:毎日経済データベース)


5Gスマートフォンの「後発走者」であるApple(アップル)がサムスン電子を一気に追い抜いた。

アップルの「iPhone 12」は発売2ヶ月で、サムスン電子がこの1年の間に販売した5Gスマートフォン全体の台数を超えた。サムスン電子は2019年から5Gフォンを市場で販売したが、アップルは2020年10月になってようやく最初の製品を出した。問題はプレミアム製品である5Gフォンでの格差は、営業利益にそのまま直結することだ。今年は両社のスマートフォンの営業利益の格差が大きく拡大するかもしれないという見通しも出ている。

実際に1日の市場調査会社Strategy Analytics(ストラテジー・アナリティクス)によると、昨年の5Gスマートフォン市場では中国のHuawei(ファーウェイ)社が7960万台を出荷して1位(市場シェア29.2%)を占めており、5230万台を販売したアップル(19.2% )が2位にがってくると分析された。サムスン電子は4100万台で3位(15.1%)に押されるという分析だ。 ファーウェイは米国と中国の間の貿易紛争にもかかわらず、中国で5Gスマートフォンの出荷台数を大きく伸ばしたと分析された。 5G導入初年度の2019年には、5Gスマートフォン市場のシェアはファーウェイが37.2%でサムスン電子(36.0%)と差がなかった。しかしファーウェイは中国の内需市場に焦点を当てながら、サムスン電子を大きく上回った。

これから注目されるのはアップルだ。アップルは新製品(iPhone 12)を例年よりも一ヶ月遅れで発売したが、5G初の製品が発売されるやいなや大ヒットを納めた。発売初月の昨年10月には、同月に販売された世界の5Gスマートフォン販売台数で4分の1を占めた。業界では今年の第1四半期までiPhone 12の人気は続くものと予想した。

ストラテジー・アナリティクスは今年の5Gスマートフォン市場で、アップルは独歩的な1位(29.0%)を占め、サムスン電子は2位(16.8%)に上がると予想した。一方、ファーウェイは米国の制裁で部品供給に困難を経験したことで出荷が急減し、市場シェアは前年の29.2%から今年は3.4%まで落ちる見込みだ。アップルが10%ポイント近く市場シェアを増やし、ファーウェイの空白をほとんど持って行き、残りは中国のヴィーヴォやオポ、シャオミのような企業が分け合うだろうと分析された。

サムスン電子は市場シェアをわずか1.7%ポイントほど増加させるところにとどまる見通しだ。
  • 写真はサムスン電子提供

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  • 毎日経済_イ・ドンイ記者/イ・スンユン記者 | (C) mk.co.kr
  • 入力 2021-01-01 19:41:09