トップ > 数字経済 > 企業 > 現代重工業、年内に上場…親環境事業への投資資金を調達

現代重工業、年内に上場…親環境事業への投資資金を調達


グローバル1位の造船企業、現代重工業がカーボンニュートラル時代に備えた投資財源を調達するために、1兆ウォン規模の企業公開(IPO)に乗り出した。現在、現代重工業はグループの造船各社の中間持株である韓国造船海洋の100%非上場子会社だ。

現代重工業は26日、親環境(環境にやさしい)未来ビジネスへの投資資金を調達するために、年内にIPOに乗り出すと発表した。既存の大株主である韓国造船海洋の持ち株を売却せずに約20%規模の新株を発行する方式で、1兆ウォン規模の資金調達を期待している。この場合、現代重工業の企業価値は約5兆ウォンに評価される。

現代重工業は調達資金1兆ウォンを土台に水素事業はもちろん、燃料電池企業の買収や株式投資などに乗り出す。また、海の上「テスラ」を夢見て、自律運航船舶の開発作業にも拍車をかける。さいきん話題になっている環境・責任・透明経営(ESG)問題にも積極的に対応するという計画だ。

今回の調達資金はそっくりそのまま現代重工業に流入し、親環境新事業に使われる。現代重工業グループが推進している大宇造船海洋、斗山インフラコアの買収資金の調達と今回のIPOは全く関係がないというのが現代重工業側の説明だ。
  • 毎日経済_ハン・ウラム記者 | (C) mk.co.kr
  • 入力 2021-01-27 00:00:14




      • facebook icon
      • twetter icon
      • RSSFeed icon
      • もっと! コリア