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日産自動車、LG化学の電気自動車用バッテリー購入検討

LG化学の電気自動車バッテリー顧客現況 

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日産自動車は、LG化学から電気自動車用バッテリー購入を検討していると伝えられた。

ロイターなどの外信によると、ルノー日産アライアンスのカルロス・ゴーン会長は15日(現地時間)、フランスのナントで開催された電気自動車イベントで、「日産はこれまでバッテリーメーカーのAESCから電気自動車用バッテリーを購入してきたが、今後は購入先をLG化学を含めて外部に拡大する計画」だと明らかにした。

日産は2009年から、NECと合弁で設立したAESCから電気自動車用バッテリーを買い入れてきた。

先立って業界に精通した消息筋はロイターとのインタビューで、ゴーン会長がAESCからの量を縮小する準備をしていると伝えた。主な理由は、LG化学のバッテリーがAESCのバッテリーよりも価格がより低いためだと伝えられた。これらの消息筋によるとゴーン会長は、英国と米国で生産される日産の電気自動車に搭載するバッテリーパックをLG化学が生産する案を模索している。

国内の関連業界でも日産側とLG化学側が、電気自動車のバッテリー供給をめぐって相当部分の協議を進めていると把握している。日産のパートナーであるルノーは早くからLG化学のバッテリーを使用してきた。ルノーサムスンの電気自動車「SM3 ZE」が代表的だ。LG化学の関係者は、「ルノーがLG化学のバッテリーを使用しており、同じアライアンス企業である日産もこれを検討するだろう」としながらも、「日産側と交渉中なのかについてはまだ確認できない」と説明した。

LG化学は電気自動車のバッテリー部門で世界1位を走っている。LG化学のバッテリー事業本部は、昨年の売上げが2兆5826億ウォンで営業利益は323億ウォンを記録した。このうち電気自動車やエネルギー貯蔵装置(ESS)などの中・大型バッテリー分野の売上げは6000億ウォン水準と伝えられた。

LG化学は一回の充電で約320キロメートルを走ることができるバッテリーを開発中であり、数年内に商用化が可能になると予想している。
  • 毎日経済_イ・ホスン記者/ユン・ウォンソプ記者 | (C) mk.co.kr
  • 入力 2014-09-16 17:38:24




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