サムスン電子、欧米をゆさぶる次世代テレビを公開



サムスン電子は「Neo QLED(ネオキューレッドテレビ)」を筆頭に、今年のテレビの新製品ラインナップを大挙公開した。強化された機能だけでなく「みんなのためのスクリーン」というビジョンの下で製品サイズと価格帯を多様化し、消費者の選択の幅を広げる計画だ。

3日、サムスン電子は2021年のテレビ新製品を公開した。サムスン電子映像ディスプレイ事業部のハン・ジョンヒ部長(社長)は、「今年も革新的な技術と消費者中心製品でテレビの価値を新たに創出し、親環境・アクセス性を強化してみんなのためのスクリーンというビジョンを実現する」と語った。

今年のテレビラインナップの中核製品は、従来のQLED(量子ドット発光ダイオード)テレビを一段階進化させたNeo QLED(ネオキューレッド)テレビだ。この製品は従来のLED(発光ダイオード)素子の40分の1サイズである「量子ミニLED」を光源として使用する。素子の大きさが小さくなっただけに、バックライトにより多くのLEDを配置することができ、洗練された画面表現が可能だという説明だ。 LEDの明るさを4096段階に調整できる「量子マトリックステクノロジー」も表現力を高める。

この製品に適用された「ネオ量子プロセッサ」技術は、入力された元の画像の画質に関係なく、ユーザーがより鮮明な画面を視聴できるようにする。

コロナ19で在宅時間が増加することに合わせて、さまざまなホームエンターテイメント機能も追加した。特にサムスン電子はゲーム機能の強化に集中した。動作を鮮明に表現し残像とボケを低減するAMD「フリーシンクプレミアムプロ(FreeSync™ Premium Pro)」機能を搭載し、インプットラグ(入力遅延)時間も短縮させた。

特にこの日、サムスン電子はソウルの瑞草(ソチョ)社屋「サムスンディライト」体験館でネオキューレッドテレビとサードパーティ製のプレミアム製品群であるOLED(オーレッド/有機発光ダイオード)テレビの画質を直接デモしながら比較した。有名なコンソールゲームのプレイ画面を並べて配置し、濃い黒の表現を維持しながらも、同じ画面に表現される明るい部分の登場人物の姿はより鮮明に表現できるという点を強調した。サムスン電子はこの日から、国内市場にネオキューレッドテレビを販売する。

この日、サムスン電子は昨年公開した次世代テレビ製品の「マイクロLEDテレビ」の追加モデルの発表も予告した。マイクロLEDテレビは髪の毛の太さ程度のマイクロメートル単位の超小型LED素子を活用した製品だ。既存のテレビディスプレイとは異なり、各LED素子が自ら光と色を出すことから、別途にバックライトの必要がない唯一の製品だ。

サムスン電子は「The Frame(ザ・フレーム)」「The Serif(ザ・セリフ)」「The Sero(ザ・セロ)」「The Premiere(ザ・プレミアム)」「The Terrace(ザ・テラス)」など、消費者のトレンドを反映したライフスタイルテレビの新しいラインナップも構築した。
  • 毎日経済 | パク・チェヨン記者 | (C) mk.co.kr
  • 入力 2021-03-03 17:53:36