LGイノテックと米MS、AR・VR分野で協業…ToFモジュール開発



LGイノテック(代表チョン・チョルドン社長、写真)は、マイクロソフト(MS)とともに拡張現実(AR)とバーチャルリアリティ(VR)を実現できるカメラモジュールを開発し、世界的なヘルスケア・流通市場を攻略する。

LGイノテックは8日、同社は最近MSとアジュール(Azure)クラウド用の3次元(3D)カメラの部品である「飛行時間距離測定(ToF/Time of Flight)」モジュールの開発と供給協力のための覚書(MOU)を締結した明らかにした。アジュールはMSの提供するクラウドプラットフォームで、世界のクラウド市場の約20%を占める2位のプラットフォームとしてよく知られている。

ToFモジュールはターゲットに光を当ててはね返ってくる時間を計る方法で、オブジェクトの立体感と空間情報を認識する。 ToFモジュールを採用した3Dカメラは顔などの生体認識や動作検出はもちろん、AR昨日とVR機能を実現することができる。

すでにアップルが昨年からiPad(アイパッド)とiPhone(アイフォン)にToFモジュールを搭載し始めた。他のスマートフォンメーカーの採用も増えている。市場調査機関のIndustryARC(インダストリーアーク)によると、3Dカメラの世界的な市場規模は2018年の52億4000万ドル(約5兆9300億ウォン)から2024年には241億2700万ドルに、年平均で28%成長する。

LGイノテックはMSとともにアジュール クラウドプラットフォーム用のToFモジュールを開発し、今年の下半期に量産する計画だ。このモジュールはMSのグローバルなクラウド顧客に供給される。たとえば「Aフィットネス」企業が自分たちの製造するウェアラブル機器にToFモジュールを装着し、アジュール クラウドと連動させることでAR・VRを組み合わせたフィットネスサービスの提供が可能となるわけだ。

LGイノテックとMSは新型のToFモジュールの提供を受ける新しい顧客の発掘でも協力することにした。クラウドと連動したToF基盤のカメラをフィットネス分野に適用すると、運動動作の細かな測定が可能だ。ヘルスケアは患者の姿勢や体型の測定、ロボット手術、転倒検出にカメラを使うことができる。

LGイノテックのウン・ジョンユン光学ソリューション商品企画担当は、「今回の協約はLGイノテックのスマートフォン用3Dセンシングモジュール事業の採用分野を拡大する良い機会になるだろう」と語った。
  • 毎日経済 | イ・ジョンヒョク記者 | (C) mk.co.kr
  • 入力 2021-03-08 17:30:18