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数字経済 > 企業 > 韓国電力跡地、鑑定価格の3倍以上を提示した現代自動車グループが落札
韓国電力ソウル市三成洞跡地入札結果、鑑定価格の3倍以上を提示した現代自動車グループが落札した。
韓国電力は去る29日から進行してきた韓国電力跡地入札手続きを終了したとこの日応札者たちの提出価格等を検討した結果、最高価格を書いた現代自動車グループを落札者として選定したと18日明かした。
ソウル市江南の最後の重要な土地としてみなされる韓国電力跡地落札を前にして現代自動車グループは跡地の鑑定価格である3兆3346億ウォンよりも3倍以上高い金額となる10兆5500億ウォンを落札価格として提示した。これにこの日午前10時、韓国資産管理公社のオンビッド(onbid)を通じて入札情報の伝達を受け入札保証金納付の有無など的確性の有無を審査した後、現代自動車グループを引き受け対象者として選定した。
現代自動車グループは入札結果発表後に韓国電力跡地に第2の跳躍を象徴する「グローバルビジネスセンター(GBC)」を建設する計画を明かした。
現代自動車グループは韓国電力跡地にグローバルビジネスセンターを建ててグループ会社を統合管理できるコントロールタワー機能を確保するのと同時に文化と生活、コンベンション機能を網羅するランドマークをつくり、韓国版アウトシュタットを作る計画だ。アウトシュタットはドイツのヴォルフスブルクにあるフォルクスワーゲングループ本社として出庫センター、博物館、ブランド展示館等を連携して年間250万名が訪れる世界的な観光名所だ。
現代自動車グループ関係者は「グローバルビジネスセンターは100年先を見通すグローバルコントロールタワーとしてグループの未来の象徴となる展望」だと話し「グローバルビジネスセンターを通じて自動車産業及び国家ブランド価値を高めて自動車産業関連の外国人と観光客を積極的に誘致し経済効果を創出することで国家経済の活性化に貢献する計画」だと説明した。