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歩行の不自由な高齢者や児童のために「訪問する3D安全教育体験バス」運営


  • 歩行の不自由な高齢者や児童のために「訪問する3D安全教育体験バス」運営
  • < 3D眼鏡を着用して交通安全アニメーションを鑑賞している高齢者 >

ソウル市は、高齢者の交通安全教育のために12か所の高齢者総合福祉館の高齢者を対象に「訪問する3D交通安全体験型移動教育」を17日から無料で実施する。

ここ5年間の高齢者の交通事故死亡件数は毎年1000件に迫るなど、韓国の高齢者の交通事故は、OECD加盟国の中で最も高い水準だ。ここから高齢者を対象とする交通安全教育が非常に切実であることが分かる。韓国児童青少年安全教育協会が運営する、今回の3D交通安全体験型移動教育は、歩行の不自由な高齢者や障害者、児童を対象に体験安全教育バスを利用して、希望する場所まで直接訪ねて行って実施する。

教育内容は、3D交通安全アニメーション鑑賞、マルチタッチスクリーン教育、交通安全ソングを歌うなど、遊びや体験が調和した方法で行われる。バスの室内で3Dマルチディスプレイを基盤に製作した交通安全動画を視聴することができ、バスの内部の両面に設けられたタッチスクリーンに触れて、状況別の体験ができるようにした。仮想体験が実体験のように行われ、高齢者や教育生は、交通安全教育についての集中力を高め、面白さを感じることができる。また、緑のお母さんの会の講師が安全ソング(交通公団提供)を添えて講義するなど、目の高さに合わせたコンテンツの開発を介してお年寄りたちの呼応と共感を引き出している。

韓国児童青少年安全教育協会のパク・ヒャンウォン副会長は「興味深いコンテンツと緑のお母さんの会のフレンドリーな講義が調和を成して、多くのお年寄りが教育に満足している」とし「これから体験バスを介して安全教育脆弱地域をもっと訪れる」と述べた。
  • 毎経ドットコム デジタルニュース局 | (C) mk.co.kr
  • 入力 2014-12-19 13:36:32




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