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ソウルグルメサンドイッチ…パンの中の一品料理


サンドイッチを「ファストフード」と思っているだろうか?もちろん早く作ることができ、「テイクアウェイ」することが楽なため、ピクニックにもぴったりなことは明らかであるが、だからといってすべてのサンドイッチを「ファストフード」と追いやるには悔しい。少なくとも、下で紹介する店のサンドイッチをファストフードだと言っては大変なことになるだろう。パンの中に盛り込まれた、美味しそうに料理された料理一皿。グルメサンドイッチ店を紹介しよう。


サンドイッチ店を直接作ったRYEPOST(ライポスト)

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正統なサンドイッチで開業当時から有名になった店だ。コールドとホットサンドイッチを区分するならば、私たちが一般的に思い浮かぶピクニック用サンドイッチは大部分がコールドサンドイッチだ。チーズとハム、野菜などの水気が少なく冷たい材料を入れ、油分の多いソースを添加してパンが水っぽくならないように作ることがポイントだ。

これに比べて材料を熱い状態に作りパンの中に入れたり、すべて作った後にパンまでオーブンで一緒に焼いて熱々にして出すものがホットサンドイッチだ。2年前にホットサンドイッチ専門店としてオープンした小さな店「RYEPOST」が梨泰院の中心に移転し、規模も大きくなった。長い留学生活を終えて韓国に帰ってきたこの店の主人は、「韓国のサンドイッチがとても不味い。いくつかのホテルを除けばまともなサンドイッチ店がない」と判断した彼女は、料理がすきな恋人と共に「RYEPOST」を準備した。

彼らの原則は以下だ。直接ライ麦をこねて毎日毎日パンを作る。このパンは一日過ぎれば絶対に廃棄処分する。肉のヤンニョム(タレ)も直接作って寝かせて焼き、ピクルスまですべてキッチンで作り出す。おかげでこのカップルはこれまで2年間、まともな休暇を夢にも見ることができなかった。代表メニューはフィリーチーズサンドイッチ、ベトナム式サンドイッチであるバインミー、そして最近人気のザ・キューバサンドイッチだ。ベトナム伝統式に味付けた豚肉と香草、野菜のピクルスがたっぷり入ったバインミーはRYEPOST関連語でもっとも多く浮上する。バインミーサンドイッチのさくさくとしたパンの食感はパニーニ機で焼いているためであり、中がしっとりし、ソースの味にも自信がある。この店に行くならば特に注意、または嬉しい点は昼の酒を飲むことになる点。ビールのメニューもしっかりしている。

位置:ソウル市 龍山区 普光路59キル26
営業時間:11:00~22:30
問合せ:02-792-9991


ロブスター一匹をまるまる入れたLOCOS (ロコス)

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ドアを開けるや大きな声で活気に溢れた挨拶を交わす店員たち、一目でエネルギー溢れる空間であることを感じることができるLOCOSはオープンして1年とちょっとであるが、2号店も出して百貨店にまで進出した。高い食材であるロブスターを気さくな雰囲気で楽しむことができるようにしたことが成功の秘訣。特別なサンドイッチメニューとしてロブスター一匹まるごと入れた「ロブスターロール」(1万9000ウォン)だ。レンチ、スウィート、スパイシー、そしてガーリックまで4つの味で開発した。

味の基本はやはり材料、毎日パンを焼いて新鮮な食感を引き出し、ロブスター一匹をロールの中に入れる。大きなかに爪が美味しそうにパンの上に乗せられているのを見れば、サンドイッチに対する偏見が消え去る。「麻薬オクスス(とうもろこし)」という別名がある「イルロテ」(4500ウォン)も必ず食べねばならない妙味だ。

位置:ソウル市 龍山区 緑莎坪路54キル23
営業時間:12:00~24:00
問合せ:02-6091-3234


店舗で作るハムとソーセージ、JOHN COOK DELIMEAT(ジョン クック デリミート)

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食料品店とレストランがひとつになったグローサラント(Grocery + Restaurant)の代表、「JOHN COOK DELIMEAT」を紹介しよう。レストランとホテルなどに新鮮なソーセージ、ハムなどを納品する肉加工業者「エスフード」から登場した。店舗で作った新鮮なハムとソーセージで作ったコールド、ホットサンドイッチと多様な料理を味わうことができる。ハモン・イベリコを入れたハモンサンドイッチがコールドサンドイッチの代表メニュー。ホットサンドイッチでは「ルビンサンドイッチ」(1万6000ウォン)が代表格だ。ルビンサンドイッチは映画『恋人たちの予感』にてサリーが注文したサンドイッチだが、オーストラリア産牛を12時間低温熟成、みずみずしい肉の食感をそのまま生かした。肉厚の肉が入って、一食とするのに十分だ。ソーセージの盛り合わせ、ハモン盛り合わせ、各種パスタとサラダ、ハクセンなど多様な料理は見るだけでも楽しい。昼のワインも、ビールもこの店の照らすでは完璧だ。そして買い物、料理を習うにも良い場所だ。

位置:ソウル市 江南区 論ヒョン路175キル38
営業時間:10:00~23:00(日~木)/ 08:00~23:00(金・土)
問合せ:02-514-0040

料理研究所のスペシャルサンドイッチ IN THE LAB(イン・ザ・ラボ)

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ポッサム、ステーキ、サンドイッチなど似合わないように思える調和のメニューが共存する場所だ。「いつでも新しい料理を研究する場所」という意味をこめた「IN THE LAB」を築くまでに7年間の準備過程を経たというオーナーのチャン・ヒヨンシェフの多様な経験が韓食、洋食が合わさるメニューにそのまま溶け込んでいる。

ピッサムランチセットと価格対比が素晴らしいステーキは近所の会社員たちに人気満点、サンドイッチは週末に多く売れるが、初期からの顧客はこの場所をまだサンドイッチ専門店だと考えるほどにサンドイッチの味と構成においては、他の専門店と比較しても劣らない。代表サンドイッチはプロコギソースにつけた肉を焼いて甘辛いソースを塗ったパンに入れたチポレグリルドブリスケット(1万1000ウォン)、回線パスタを食べるような中身のシーフードクリーム(1万1000ウォン)だ。もっちりした食感のパンは長い時間がもって開発した特別な練り方によるものだ。

位置:ソウル市 龍山区 梨泰院路45キル34
営業時間:11:00~22:00(準備時間 15:30~17:00))
問合せ:070-7718-0190
  • Citylife第478号(15.05.19付)/文・写真=チョ・ウニョン(旅行コラムニスト/旅行作家)
  • 入力 2015-05-13 10:17:36




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