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ビッグキラーコンテンツを本格的に発掘する

コンテンツ振興院ワンストップ支援「Kノック 2015」を開催 

  • ビッグキラーコンテンツを本格的に発掘する
世界は「ビッグキラーコンテンツ」の発掘に熱を上げている。「シルク・ドゥ・ソレイユ」の成功に刺激されて制作された中国の「印象劉三姐」シリーズは、2004年に初演されて以来、一躍世界の公演へと成長した。中国の劉三姐の説話を素材として、実際に有名な山、湖を背景に壮大な舞台を披露して絶賛を受けている。

仮想現実の分野では、米国ウォルト・ディズニー・(Walt Disney)が頭にカバー型のディスプレイ(HMD)をかぶって、ディズニーランドを体験する次世代テーマパークを準備中で、ポストメディアは仮想現実の旅のコンテンツを販売したりもした。

韓国も世界的な傾向に合わせて、シルク・ドゥ・ソレイユ、仮想現実コンテンツのようなビッグキラーコンテンツの開発に本格的に乗り出す。韓国コンテンツ振興院(院長ソン・ソンガク)は「グローバルビッグキラーコンテンツ」育成プログラムである「Kノック(Kocca's New Offer for Content of Korea)」を運営することにした。 「Kノック」は、これまで振興院が制作をサポートしていたコンテンツのうち、隠れたチャンピオンを発掘した後、投資の誘致、マーケティング、輸出などをワンストップで支援して、ビッグキラーコンテンツとして育てるプログラムだ。

振興院は主に展示、投資商談イベントである「Kノック2015」を9日から3日間の日程でソウル市江南区のCOEXで開催した。展覧会は最新作、商用化、ヒット作ごとに「フレッシュ」館、「スパークル」館、「ヒット」館に分かれ、漫画、アニメ、キャラクター、放送、ゲーム、音楽、ファッションなどの100以上の優秀なコンテンツを紹介する。ドラマにもなったウェブトゥーンの『夜を歩く士』『恋愛細胞』、アニメ『ポロロ』『larva』『The Nut Job』、ミュージカル『TOBOT』『ROBOCAR POLI』などだ。

展示だけでなく、投資誘致商談会(IR)も準備された。韓国内外22社が10日と11日の2日間、ソウルCOEXインターコンチネンタルホテルで、韓国内外のバイヤーを対象にピッチングと一緒に投資を誘致する。28社は商談を進行することになる。

会場には、中国、キューバ、ロシアなどの新興市場のバイヤー25社はもちろん、韓国の創業投資会社、エンジェル投資家と放送局、大企業、第一企画などの海外支社を持つ広告企画会社が参加する予定で、さまざまな事業模索が可能と期待される。

振興院は、HSアドと11日に共同協力了解覚書(MOU)を締結して、韓国のコンテンツ企業の中国進出を支援することにした。HSアドは、中国の微信(ウィーチャット)でモバイルマーケティングチャネルを運営している。

ソン・ソンガク院長は「行事は制作支援を通じて誕生した優秀なコンテンツがマーケティング能力が不足していて、独自の事業化や海外進出に失敗したことを構造的に改善することを目的としている」として、「制作支援作品を全・周期的にサポートするシステムを設けた」と強調した。
  • 毎日経済 ペ・ハンチョル記者 | (C) mk.co.kr
  • 入力 2015-09-10 04:03:02




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