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SMイ・スマン会長「NCTに進化してコミュニケートする」

SMエンター「イ・スマン」、S・ジョブズのように舞台に立つ 

  • SMイ・スマン会長「NCTに進化してコミュニケートする」
「新しい文化技術(NCT/New Culture Technology)へと進化し、キーワードはまさにインタラクティブです。皆さんと一緒にコミュニケートしようとするSMの願いです」

李秀満(イ・スマン)SMエンターテイメントグループ会長が腕まくりをして乗り出した。 27日、ソウルのCOEXアーティウムで開かれたプレゼンテーションショー「SMタウン:ニューカルチャーテクノロジー2016」で、彼はグループが進むべき方向と新年の戦略を、20年のSM史上初めて記者・投資家・アナリストなど数百人の前で発表した。新製品を発表するたびに一本の番組を彷彿とさせるプレゼンテーションを披露した、アップルのスティーブ・ジョブズをベンチマーキングした姿だった。

SMの過去20年間の活躍を盛り込んだ華やかなホログラム(立体映像)をくぐって、徐々に登場したイ・スマン会長の姿は、それ自体がホログラムの一部であるかのような錯視効果を与えた。イ会長が終始強調したSMの未来戦略の中核は、「新しい文化技術(NCT/New Culture Technology)」と、これを土台にした「コミュニケーションの強化」だ。キャスティング、トレーニング、プロデュース、マーケティング面でSMがその間に蓄積してきたCTのノウハウに、最先端の情報通信・グラフィックス技術を加えて韓流ファン層を拡大し、その中でソーシャルネットワークサービス(SNS)の形態と同じ相互作用の効果を最大化するということだ。

この日のショーで聴衆が最も注目した瞬間は、イ・スマン会長がこれまで存在がベールに包まれていたSMの大型新人ボーイズグループ「NCT」を紹介した時だった。 SMの未来戦略を静かに反映したグループらしく、名前からして「NCT(Neo Culture Technology)」だ。イ・スマン会長は「このチームを説明するキーワードは開放性で拡張性」だとし、「ソウルを中心に東京・北京・上海など、世界の都市を基盤にした多様なチームが順次公開される予定」だと語った。つまり「NCT」というブランドの中にSMが育成したそれぞれの国の出身チームが所属して、メンバー数に制限を設けずに新しいメンバーの勧誘にいつもオープンな、新しい概念の「グローバル」アイドルグループであるわけだ。

続いて、イ・スマン会長は新文化技術を土台に、今年のSMが公開する5つの新しいプロジェクトを紹介した。全世界の韓流ファンが一度に疎通してアーティストのすべてをリアルタイムで受け取って見ることのできる、SM固有のSNSを構築するという意図がにじんでいた。

ファンの誰でもがミュージックビデオ制作に乗り出して共有できる「エブリショット」、関心事を基盤にした韓流SNS「バイラル」、SMアーティストのプロデュース作業に誰でも参加できる「ルーキーズエンターテイメントアプリ」などを介して、イ・スマン会長は「楽しいデジタルな遊び場になってさしあげる」と強調した。この他にも、今年から1年を通して決められた曜日ごとに新しいデジタルシングル形態の音楽を発表する、「ステーション」サービスを開始する。来月公開される少女時代のテヨンの新曲「レーン」がその最初の走者だ。また、新しいEDM(エレクトロニックダンスミュージック)のレーベル「ScreaM Records」を出す一方で、今年に国内で大規模なEDMフェスティバルを開催することもSMの主な新年プロジェクトの一つだ。
  • 毎日経済_オ・シネ記者 | (C) mk.co.kr
  • 入力 2016-01-27 17:08:16




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