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世界「武林高手」総出動…清州で武芸オリンピック開催

世界武芸マスターシップ大会9月3~8日 

  • 世界「武林高手」総出動…清州で武芸オリンピック開催
来る9月に忠清北道清州(チョンジュ)で、世界最大規模の伝統総合武芸大会が開かれる。60カ国2100人余りの選手と役員が参加する世界初の国家対抗武芸オリンピックだ。

忠清北道庁は24日、「2016 清州世界武芸マスターシップ大会」を9月3日から8日までの6日間、清州市一帯で開催すると明らかにした。この大会は「世界武芸の調和」をテーマに正式種目13種、特別種目2種などの15種の世界主要伝統武芸種目で行われる。

韓国を宗主国としている相撲、テコンドー、テッキョン、民族弓、そして馬に乗って弓を射る競技である騎射種目と合気道をはじめ中国の武術、ロシアのサンボ、タイのムエタイ、日本の剣道、騎射、柔道、ウズベキスタンのクラッシュ、ヨーロッパスタイルの柔術、そして東洋からヨーロッパに伝播されたキックボクシングなどの13種は種目別に公式記録が残る国対抗戦だ。選手たちはそれぞれ種目別で世界連盟が主催する予選を経て、8強入賞者が参加する。ここに公式種目として採択されなかったが、中国の少林武術、ブラジルのカポエイラなどの各国の特色ある演舞大会が開かれる。

特に、記録競技は種目に関係なく、大会参加者が誰でも出場して、受け身、ノピチャギ(脚を高く上げる動作の踊り)などを競う方式で進行される。

大会期間には武芸をテーマにした映画を上映する。各国の文化に触れることができるストリートアートフェスティバルが開かれ、ユネスコの諮問機関である世界武術連盟総会と武芸の学術的基盤を構築するための国際学術大会、国際会議などが多彩に繰り広げられる。大会期間には世界武芸マスターシップ委員会も構成されている。4年ごとにオリンピックを主催する国際オリンピック委員会(IOC)のような国際機関を作り、今後、世界武芸マスターシップ大会を定期的に開催するということだ。
  • 毎日経済 チョ・ハンピル記者 | (C) mk.co.kr
  • 入力 2016-05-25 04:16:03




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