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晴れた日には電車に乗って…「春川タッカルビ横丁」へ


熱い鉄板の上の楽しみ「春川タッカルビ横丁」

晴れた日には京春線が誘惑する。電車に乗って行くゆったり春川旅行は何か特別なことが起こりそうでワクワクするが、そのうちのひとつが春川タッカルビだ。熱い鉄板の上でじっくりと時間が熟し、喉の奥に思い出が刻印される。

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  • <タッカルビ路地の道路上の表示板>


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  • <ドラマ『冬のソナタ』の撮影地、明洞タッカルビ横丁>

春川のタッカルビ横丁の元祖は明洞だ。春川中央部の最も賑やかな路地が明洞に、ペ・ヨンジュンとチェ・ジウを韓流の主役にしたドラマ『冬のソナタ』の撮影場所でもある。

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  • < ジュージューと焼かれるタッカルビ >


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  • < 野菜や肉が調和するタッカルビ >


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  • < 鉄板の上に置かれたタッカルビ >

にぎやかなタッカルビのお店に足を踏み入れると、丸い鉄板が迎えてくれる。少なくとも厚さが1センチはある鋳物鉄板が焦げずに美味しく調理されるタッカルビの味の秘訣だ。骨にまで染みわたる水キムチで喉の渇きをいやし、お腹にタッカルビを受け入れる万全の準備を終える。やがて、油をひいて熱くなった鋳物鉄板の上に音を立てて味付けされた鶏肉と野菜がのせられると食欲が自然に出て来る。そろそろかなとサツマイモを刺してみる。サツマイモに火が通ったら、鶏肉も火が通ったということになる。そうして辛くて歯ごたえのあるタッカルビをサンチュの上にのせ、丸く包んで口いっぱいにいれると、思わず感嘆が漏れ出てくる。味の染み込んだ鶏肉、柔らかいキャベツ、カリカリとしながらも甘みの強いさつまいもとお餅、氷の浮かんだ水キムチが繰り広げるタッカルビの饗宴は、幸せの洪水だ。

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  • <春川明洞通りの軍楽隊の演奏>


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  • <海外からの観光客のための表示(左)とタッカルビのお店の中の落書き >

100ウォンが1万ウォンになった由緒ある路地

1960年代末、豚肉を手に入れることが難しくて、鶏肉を豚カルビのようにさばいて、味付け鶏焼肉という名前で売った。みすぼらしい食堂のサイドメニューだったが人気を得て、メインメニューとなり、さらにタッカルビだけを売るお店を誕生させた。1970年代には、タッカルビ路地が形成され、タッカルビ1つの値段が100ウォンほどと安く、休暇で出てきた軍人や大学生にたくさんの人気を得た。春川地域には鶏の処理場が多く、低価格での供給が可能だったのだ。歳月が経つにつれて、グリルと炭が鋳物鉄板になり、に1鍋に100ウォンだったタッカルビは1人前が300グラムで1万1000ウォン程度となった。

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  • < タッカルビを調理する >


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  • < 食後に食べるマッククス >

タッカルビのお店の風変わりなイベント

タッカルビのお店によっては、ご飯を炒めるときに、恋人たちにはハート型、家族には星形を作ってくれる。その上に細かくちぎった海苔をかけて、パンケーキよりもかわいいタッカルビチャーハンケーキを作ってくれるのがタッカルビのお店のユニークなイベントだ。ここに、華やかな店主の手の動きが加われば、まるで一流の鉄板料理専門店に来ているのかと勘違いするほどだ。満足した顔でお店を後にした春川明洞通りの恋人や家族たちは、手に手をつないで歩いていく。週末には予期せぬ即興演奏が繰り広げられる。この程度であれば、「春川=タッカルビ」という公式にうなずくことになり、「春川に行ったらタッカルビを食べるべき」という不文律にも同意するしかない。美味しい春川タッカルビ旅行だ。

春川タッカルビ横丁

春川はタゥカルビ路地がたくさんある。明洞の隣の狭い路地に多くのお店が集まっている。

路地に駐車スペースがないため、公共交通機関を利用しなければならない。定休日はない。

位置:春川市朝陽洞周辺の観光スポット:明洞通り、 孔之川、昭陽ダム、江村、南怡島
  • MKスタイル 文・写真=イ・ドンミ(旅行作家)
  • 入力 2017-04-09 06:21:23