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フランシスコ教皇、平和と和解のために韓国を訪れる

ウェルカム!フランシスコ...訪韓D-2◆葛藤韓国の中心に 

来る14日に訪韓するフランシスコ教皇は、韓国社会を熱くしている葛藤の中心に立っている。教皇は4泊5日で韓国を訪れているあいだ、セウォル号の遺族と慰安婦ハルモニ(おばあさん)・江汀村(カンヂョンマウル)の住民・双竜自動車解雇者・密陽送電塔の関係者らに会う。このような動きは、セウォル号特別法の問題をはじめ、さまざまな社会の懸案をめぐって保守と進歩が先鋭に対峙している絶妙な時期に行われるものであり、さらに関心を集めている。このため、平和と和解のために韓国を訪れる教皇訪韓の意味が退色することを懸念する声も高まっている。

実際に、教皇の列福式ミサが開かれる光化門には、セウォル号特別法の再交渉のための「籠城用テント」が最近14張りに増えた。籠城中の遺族らも、列福式ミサの会場に一緒にいることになる。15日、大田ワールドカップ競技場で開かれる「聖母昇天大祭日ミサ」にも関心が集まっている。教皇はこの席で、7月8日に安山の檀園高等学校を出発し彭木港(ペンパンハン)を経て現在、大田に向かっているセウォル号の遺族3人が持って来た十字架を受ける。

また18日、明洞聖堂でのミサにはカンヂョンマウルの住民・双竜自動車解雇者・密陽(ミリャン)送電塔の関係者らが参加する。青瓦台と政界でも、教皇が論難の当事者らとの出会いでどのようなメッセージを伝えるのかを注視する雰囲気だ。青瓦台の関係者は、「宗教指導者が本人の信仰と信念にしたがって困難に直面している人に会うことに対し、青瓦台が一言半句する必要はない」と一線を引いた。
  • 毎日経済_イ・ヒャンフイ記者/チェ・ヂョンウォン記者 | (C) mk.co.kr
  • 入力 2014-08-11 17:49:53




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