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CJグループ、グローバル文化企業として成長…放送・映画も世界に

CJ「韓流大勝」率いる、20年のコンテンツ投資が結実 

  • CJグループ、グローバル文化企業として成長…放送・映画も世界に
  • 去る9日(現地時間)、米ロサンゼルス・メモリアル・スポーツ・アリーナで開かれた「KCON 2014」の現場で、
    韓流ファンがMnetアメリカプログラム「Danny from LA」の撮影風景を見ている *写真提供=CJ E&M

「ユニバーサルスタジオよりもずっと実感できて楽しい。新しい映画が封切りしたらまた来るよ!」

11日(現地時間)、米ロサンゼルス(LA)ダウンタウンのリーガルシネマ五感体験上映館「4DX」で会ったエスター・ケリー氏(23)はぐいっと親指を上げた。4DXは映画の内容に合わせて椅子が動き、風や匂いやシャボン玉などの特殊効果によって没入感を極大化する上映館で、CJが2009年に世界で初めて商用化した。情報技術(IT)と文化を融合した代表コンテンツとして評価される。CJは現在、全世界27カ国に112館を運営している。

昨年、映画の本場LAに進出して現地の人々と有力外国メディアの注目を集め、連日売り切れ事例を作っている。チェ・ビョンファン4DX代表は、「ハリウッドの有名スタジオがまず訪ねてきて、映画を4次元(4D)で作ってくれと言うほど影響力が大きくなっている」とし、「年末までに40カ国180館オープンを目指している」と明らかにした。

1995年、映画を皮切りに粘り強く文化コンテンツへの投資を行ってきたCJが、「グローバル文化企業」として結実を収めている。4DXは世界市場の60%を占めており、実感型映画館のシェア1位に上がった。最短期間で1000万観客を突破し、国内の映画興行の歴史を書き換えている『ミョンリャン(鳴梁)』もCJが投資・配給した作品で、海外市場での善戦が期待される。

放送分野でも頭角を現わしている。CJ E&Mのリアリティショー『ザ・ジーニアス』、主婦の歌謡オーディション番組『スーパー・ディーバ』などがヨーロッパ・中南米に輸出され、韓流熱風を受け継ぐ展望だ。特に文化コンテンツの本場、北米地域で韓流を広めて急成長している点が目立つ。

CJ E&Mが3年めLAで開催している韓流文化コンベンション「ケイコン(KCON)」が代表的だ。去る9~10日の二日間、KCONコンサートと博覧会場に集まった人数は4万人。G-DRAGON・少女時代・IU(アイユー)など、韓流スターたちが出動したコンサート会場だけで3万人近い米国のファンらが集まって熱狂した。

CJグループの文化コンテンツ部門を担当しているCJ E&Mは、今年コンテンツに対する直接投資を前年との対比で15%増加させるなど、直接・間接投資を総7000億ウォン規模に拡大した。
  • 毎日経済_LA=ファン・ヂヘ記者 | (C) mk.co.kr
  • 入力 2014-08-12 17:12:30




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