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「三食ごはん」&「島銃士」&「ヒョリの民泊」…大勢バラエティ番組の共通点


  • 「三食ごはん」&「島銃士」&「ヒョリの民泊」…大勢バラエティ番組の共通点
バラエティ番組が変化している。MCがスタジオでゲームやトークを展開したり、収録場所を決めて追撃戦を繰り広げるのではなく田舎に行って些細な日常を伝える。あえて大きな笑いを与えるために過剰な設定をせずに、ただご飯を作って食べて釣りをする、特別ではない普通の姿を見せる。平凡なバラエティ番組にむしろ視聴者は高視聴率で応えている。

ケーブルTV tvNのバラエティ番組『三食ごはん』シリーズと『島銃士』、総合編成チャンネルJTBC『ヒョリの民泊』は皆、都心を離れた田舎の懐かしい姿を描く。また、すべてケーブル、総合編成チャンネルにもかかわらず高い視聴率を記録しているという共通点を持っている。

去る18日に放送された『三食ごはん』の7番目のシリーズ「海の牧場編」は有料のプラットフォーム世帯基準平均視聴率9.8%、瞬間最高視聴率12.6%で、3週連続地上波含む全チャンネル同時間帯1位を記録した。加えてtvNチャンネルのターゲット視聴者層である20~40代の男女視聴層で平均視聴率が6%、瞬間最高視聴率7.6%で、全チャンネル同時間帯1位を記録して老若男女に熱い愛を受けたことが明らかになった。

また、毎回別の島に滞在しながら趣向通りに生きる趣向発見島旅行記『島銃士』は毎回視聴率を更新している。去る21日の放送はケーブル、IPTV、衛星を含む有料のプラットフォーム世帯視聴率で平均3.4%、最高4.7%を記録し、6週連続自己最高視聴率を記録した。 『ヒョリの民泊』も20日放送分の視聴率が9.995%でJTBCバラエティ自己最高視聴率を更新した。

このように番組が熱い愛を受ける理由は誰かにとっては普通のことが、むしろ他人にはヒーリングとして感じられるからだ。忙しい日常に疲れた大衆は大きな音が出ないバラエティ番組の視聴で心理的な安定感を感じて、どこかに行かなくても良い真の休息をとる。

『三食ごはん』のキム・デジュ作家は『三食ごはん』をつけておいて他のことをしてもいいのが、この番組の最大の魅力だ。いつでも見ていると風景や食べ物、対話を通じて些細な面白さを感じることができる」と述べている。これもまた多くの視聴者が静かなバラエティを求めて『三食ごはん』をはじめとする様々な番組で都心を離れた田舎の日常を扱っているのと同じ脈絡にみえる。

また、都心に生まれ一度も田舎に触れたことがない人たちは外国の観光地を見ているような異色的な感じを受ける。これは全国の隠れた観光スポットやグルメを紹介する旅行番組やKBS2『1泊2日』とは別の楽しみを与えている。

『三食ごはん』、『島銃士』、『ヒョリの民泊』は既存のバラエティ番組の偏見を破った。視聴者が本当に望んだのは華やかなゲスト、感嘆の出る場所、腹をかかえるほどの笑いではなかった。このような番組は大衆が渇望することを正確に把握して攻略することでバラエティの絶対要素である共感を引き出した。
  • シックニュース キム・ジヨン記者 / 写真= tvN, JTBC 提供 | (C) mk.co.kr
  • 入力 2017-08-25 14:37:00




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